- 事例No.PC-24000809
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土砂移動シミュレーション用マシン
用途:Ansys Rockyを用いたDEM/SPHシミュレーション (土砂移動シミュレーション)参考価格:1548800円お客さまからのご相談内容
Ansys Rockyを用いて土砂の移動シミュレーションを行っている。現在使用しているワークステーションではシミュレーション内容にスペックが追い付かなくなっているため、新たなマシンを導入したい。
【現在のマシンスペック】
OS:Windows 10 Pro
GPU:GeForce RTX 2080 Ti 11GB
CPU:Core i7-9700K 3.60GHz
メモリ:32 GB
ストレージ1:S-ATA HDD 4TB
ストレージ2:M.2 SSD 512GBDEM/SPHという手法でシミュレーションを行い、砂と水を模擬した粒子を合計100万~300万個ほど扱う。この粒子の多さから、処理能力が高くメモリ容量の大きいGPUを必要としている。現在の環境では10秒のシミュレーションに合計4日ほどの計算コストがかかる。これを数十回以上連続で実施し、現実の実験データに近づけることを目的としているため、現在よりも計算時間を短縮したい。
自分で調べた限りでは、以下のようなスペックを想定している。
【想定スペック】
OS: Windows 10 Pro
GPU: Geforce RTX 4090
メモリ: 256GB
ストレージ: SSD 2TB扱う粒子数の大きさから、256GB程度のメモリ容量が必要になると考えている。
また、将来のスペック拡張や、現在使用しているGPUを新しいマシンに移植することを考慮して、GPUを1枚追加できる筐体を提案して欲しい。加えて、GPUはRTX 4090とRTX 6000 Adaを候補に考えていたが、多くの粒子を扱うシミュレーションで比べた場合、GPUメモリ容量の影響がシミュレーションの実行時間に大きく作用するのか知りたい。
テガラからのご提案
単精度と倍精度
GPUの選定では、実施する計算が単精度と倍精度のどちらであるかが重要です。
ANSYS社の提供するANSYS ROCKY GPU Buying Guideでは、扱う粒子の形状が球体状である場合には、単精度が高いGPUが推奨されています。粒子の形状が崩壊する場合や、複雑な形状をしている場合には倍精度対応が推奨されます。本事例では、お客様のシミュレーションは主に球状の粒子を扱うとのことでしたので、単精度の高いGPUで問題ありません。お客様の選定されたGeforce RTX 4090は単精度計算に強いGPUですので、用途にマッチしています。
GPUメモリの容量とシミュレーション実行時間の関係
Rocky GPU Buying Guide | Ansys Knowledgでは、GPUメモリについて以下の記述があります。
If you intend to run very large cases、 with millions of particles、 you should consider GPUs with larger memory size.
そのため、RTX 4090のGPUメモリ容量である24GBの範囲に収まる計算内容であれば、RTX 4090で問題ありません。
RTX 4090とRTX 6000 Adaを比較すると、RTX4090は動作クロックが高い反面、CUDAコア数がRTX6000Adaよりも少なくなります。そのため、理論値の並列計算ではRTX6000Adaが単精度91.1TFLOPSに対し、RTX4090は83TFLOPSと少し劣ります。
この2つのGPUをベンチマーク比較すると、RTX 4090側の方が高いスコアで表示されますが、その要因はGPUの動作クロックに起因するものと考えられます。高クロックを維持するため、RTX 4090の消費電力はRTX 6000 Adaの1.5倍を要求します。
そのため、ゲームのような瞬間的にピークが発生するような使い方では、動作クロックを高くできるRTX 4090のベンチマークの方が高い値となります。長時間多くのコアへ高負荷がかかる場合、熱や電力の問題で高いクロックを維持し続けることが難しいため、一般的なピークで計測されるベンチマークとは異なる結果になる場合があります。GPU増設への対応
将来的にRTX 4090 を1枚追加することを想定し、1600Wの電源ユニットを搭載しています。本事例の構成にRTX 4090を追加する場合は、消費電力の関係上200V電源環境でのご利用が必須です。なお、搭載可能なGPU (RTX 4090) は合計2枚までですのでご承知おきください。
加えて、200V電源環境でのご利用に向けて、200V電源ケーブルを追加しております。また、お手持ちのGPUである RTX 2080Ti の搭載可否は、カードの大きさや物理クーラーの形状次第となります。移植予定のRTX 2080Tiが内排気モデルの場合、マシン本体における排熱面の問題から移植してのご利用を推奨いたしません。おそれ入りますが、予めご了承ください。





主な仕様
CPU Intel Xeon W5-3435X 3.10GHz(TB3.0時4.70GHz) 16C/32T メモリ 合計 256GB DDR5 4800 REG ECC 32GB × 8 ストレージ 2TB SSD S-ATA ビデオ NVIDIA Geforce RTX4090 24GB ネットワーク on board (1GbE x1 /10GbE x1) 筐体+電源 タワー型筐体 + 1000W OS Microsoft Windows 11 Professional 64bit ■キーワード
・Ansys Rockyとは
Ansys Rockyは、粉体挙動を高精度にシミュレーションできる離散要素法(DEM)ベースのソフトウェア。非球体粒子のモデル化やGPUによる高速計算に加え、Ansysソフトウェアとの連成解析にも対応している。
参考:Ansys Rocky|CAE・Ansysの活用推進、解析に関するご相談なら:サイバネット ※外部サイトに飛びます
事例追加日:2024/11/18
- 事例No.PC-11077
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金属積層造形技術研究用マシン
用途:YADE、OpenFOAM、FLOW-3D、Thermo-Calc、MICRESSの利用参考価格:1397000円お客さまからのご相談内容
事例No.PC-9133B2を見ての問い合わせ。
金属積層造形技術における数値解析研究を行いたい。離散要素法 (DEM) や数値流体力学 (CFD) の結合研究用途でワークステーションを検討している。数値解析用途に適したマシン構成を提案して欲しい。
希望する条件は以下の通り。・ストレージ:SSD NVMe対応品 1TB x2台とHDD 4TB x1台
・OS:Windows
・使用するソフトウェア:YADE、OpenFOAM、FLOW-3D、Thermo-Calc、MICRESS
・その他:一部ソフトは仮想環境上での利用を想定。テガラからのご提案
事例No.PC-9133B2で採用しているRyzen Threadripper 3000シリーズは、上位ラインナップにあたるRyzen Threadripper Proに統合される形で終息しました。そのため、本事例ではThreadripper Pro 5000シリーズの32コアモデルを搭載した構成としています。
同価格帯ですと、サーバー向けCPUであるXeonの2CPU構成も選択肢になりますが、Threadripper Pro構成とすることでベースクロックが向上し、シングルコア性能も期待できます。
本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。




検索キーワード
金属積層造形技術,数値解析,ワークステーション,Threadripper Pro 5000,32コアCPU,YADE,OpenFOAM,FLOW-3D,Thermo-Calc,MICRESS,数値流体力学,離散要素法,積層技術研究,Microsoft Windows 11,ハイパフォーマンスコンピューティング,シミュレーションソフトウェア,マテリアル研究,分子動力学シミュレーション,数値計算,ハードウェア仕様,オープンソースソフトウェア,相平衡計算,材料工学,金属粉末,ディスクリート要素法,
主な仕様
CPU AMD Ryzen ThreadripperPRO 5975WX (3.60GHz 32コア) メモリ 128GB ストレージ1 1TB SSD M.2 ストレージ2 1TB SSD M.2 ストレージ3 4TB HDD S-ATA ビデオ NVIDIA T400 4GB MiniDisplayPort x3 ネットワーク on board (1GbE x1 10GBase-T x1) 筐体+電源 タワー型筐体 + 1000W OS Microsoft Windows 11 Professional 64bit キーワード
・金属積層造形とは
金属積層造形は、3Dプリンターを使用し金属粉末を溶かしながら積層することで三次元形状の金属部品を造形する技術。自由な形状の部品が短納期で製造できるため、試作開発に適している。また、材料の損失が少なくコストパフォーマンスに優れる。航空宇宙、医療、機械など幅広い分野で活用されており、量産にも適したシステムが構築が可能。デジタルデータから直接部品を造形できるため、従来の生産プロセスにAIやIoTを統合し易く、次世代の生産技術として注目されている。・YADEとは
YADEはオープンソースのディスクリート要素法をベースとしたシミュレーションソフトウェア。粒子間の衝突や接触をシミュレートし、様々な現象を再現できる。高速なGrid法と精度の高い直接法の2種類の衝突判定アルゴリズムに対応している。また、OpenMPによる並列計算で大規模シミュレーションが可能。土木工学や地盤工学、材料工学分野を中心に、研究開発のためのシミュレーションツールとして活用されている。参考:Welcome to Yade – Open Source Discrete Element Method ※外部サイトに飛びます
・OpenFOAMとは
OpenFOAMはオープンソースのCFDソフトウェア。有限体積法に基づき、非構造格子に対応している。広範な物理モデルと数値方法により、流体の流れから化学反応、熱伝達まで解析が可能。MPIとOpenMPに対応しており、ハイパフォーマンスコンピューティング (HPC) に適している。大学や研究機関を中心に研究開発や教育で幅広く利用されるソフトウェア。・FLOW-3Dとは
FLOW-3Dは商用のCFDソフトウェア。有限体積法を採用し、非構造メッシュに対応している。水理分野を中心とした解析が可能で、多相流や複雑な流体構造連成問題に対応。専用のメッシャーで直感的にメッシュを作成することができる。様々な物理モデルと高度な後処理機能を有し、結果を容易に可視化することができる。また、並列処理により大規模問題の解析が可能。一般的な流れから高度な問題まで幅広く対応するソルバーを提供している。・Thermo-Calcとは
Thermo-Calcは商用の相平衡計算ソフトウェア。鉄鋼材料を中心としたデータベースをもとに相平衡計算が可能。高温高圧条件下での計算にも対応している。相平衡のほか拡散や固相変態のシミュレーションが可能。Web機能とAPIにより他ソフトウェアとの連携にも対応している。結果は表形式及びグラフ形式で可視化することができることに加え、教材も提供しており、人材育成に利用されている。事例追加日:2023/06/29
- 事例No.PC-10112
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粉体挙動シミュレーション用マシン
用途:離散要素法 (DEM) ソフトウェア 「Altair EDM」参考価格:1532300円お客さまからのご相談内容
粉体挙動シミュレーションソフト(Altair EDEM)用のマシンが欲しい。
Altair EDEMの演算は基本的にGPUで行われ、GPUメモリが多いほど取り扱いできる粉体量 (粒子数) を多くすることができる。演算速度自体はFP64の性能が高いほど有利だといわれているため、GPUスペックを重視して考えたい。
全体的なスペックは、以下の内容を想定している。・CPU:Core i9 12900K
・メモリ:DDR5 128GB
・SSD:M.2 2TB x1
・HDD:4TB x2
・GPU:RTX A6000
・OS:Windows 10 (ソフトの対応状況次第でWindows11への変更の可能性あり)
・ディスプレイ:4K、32インチ x1
・その他:十分な冷却性能 (設置箇所は冷房ありの小部屋)
・予算:200万円程度テガラからのご提案
ご検討のたたき台として、お客さま指定の要件に沿った構成をご用意しました。
Altair EDEMの動作要件に合致した構成ですが、GPUの選択に関しては注意点があります。
GPUのFP64性能が高いほうが望ましいとのご要望でしたが、ご指定のRTX A6000はFP64の実行ユニット数が少なく、FP64性能がそれほど重視されていない製品です。
FP64性能を最優先にする場合は、NVIDIA A100などの倍精度演算を明確にサポートしているGPUアクセラレーション製品が第一候補ですが、カードの仕様上、Core i9の構成と組み合わせることができないためGPGPUシステムが必要となり、コストも大きく上昇します。
RTA A6000でもソフトの利用自体は可能と考えられますので、運用方針やご予算などを含めてご検討ください。また、冷房のある場所に設置されるとのことですので、熱管理の面では問題はないと思われますが、筐体の冷却ファンは純正の付属品よりも冷却性能の高い製品に交換しています。
OSはWindowws 11にも対応した構成ですので、将来的なOSアップグレードも問題ありません。



主な仕様
CPU Core i9-12900K (3.20GHz 8コア + 2.40GHz 8コア) メモリ 128GB ストレージ1 2TB SSD M.2 ストレージ2 4TB HDD S-ATA ストレージ3 4TB HDD S-ATA ビデオ NVIDIA RTX A6000 ネットワーク on board (2.5GBase-T x1) 筐体+電源 ミドルタワー型筐体 + 850W OS Windows 10 Professional 64bit その他 31.5型ワイドディスプレイ 4K
交換用内部ファン 12cm ×3事例追加日:2022/07/30
ご注文の流れ
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必要に応じてメールにて打ち合わせさせていただいた上で、 メール添付にてお見積書をお送りします。 |
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お見積もり内容にご納得いただけましたら、メールにてご注文ください。 ご注文確定後、必要な部材を手配し PCを組み立てます。 (掛売りの場合、最初に新規取引票のご記入をお願いしております) |
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お支払い方法
お支払い方法は、お見積もりメール・お見積書でもご案内しています。
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| オンサイト保守サポート | |
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掲載内容は提案当時のものであり、また使用する部材の供給状況によっては、現在では提供がむずかしいものや、部材を変更してのご提案となる場合がございます。
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