WSLでUbuntuをインストールしたら最初にやるべきこと | Ubuntu アップデートガイド

WSLでUbuntuをインストールした直後は、セキュリティや安全性の観点から、まず最初に「システムのアップデート」を行う必要があります。これにより、最新のパッケージや修正が適用され、安全かつ快適に利用できるようになります。Windows OSにおける「Windows Update」のようなイメージです。
本記事では、Ubuntuの安全に利用するためのアップデート手順をご紹介します。
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1. Ubuntuを起動しよう
- スタートメニューで「cmd」と検索し、「コマンドプロンプト」をクリック
wsl
を入力してEnter
2. アップデートの準備をしよう
Ubuntuが起動したら、以下のコマンドを入力します
sudo apt update
→今どんな新しいバージョンがあるかを調べます
3. アップグレードを実行しよう
以下のコマンドを入力します
sudo apt full-upgrade
→ 入っているソフトを全部まとめて最新版に入れ替えます
パスワードを聞かれたら?
- 初期設定で入力したパスワードを入力
- 入力中は表示されませんが正常です
- Enterを押して実行
しばらく待ちましょう
- 「〜個のパッケージが更新されます」と出たら
y
を押してEnter - 処理には数分かかることがあります
FAQ
- パスワードが表示されない → 正常です
- Yes/No を聞かれた →
y
を入力してEnter - メッセージがたくさん出る → エラーでなければ読まなくても問題はありません
- 赤文字が出た → 警告の場合があります。不安な場合には、内容を確認しましょう
関連情報
PC提案事例
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技術記事
参考:OSインストール環境の違いによるAIの実行Performance比較 (Linux、Docker、WSL2)
参考:Windows 11上のWSL2でCUDA Toolkit環境を構築する方法
参考:【記事】Windows Subsystem for Linux 2(WSL2)のGPUサポートについて【1/3】
参考:【記事】Windows Subsystem for Linux 2(WSL2)のGPUサポートについて【2/3】
参考:【記事】Windows Subsystem for Linux 2(WSL2)のGPUサポートについて【3/3】
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