- 事例No.PC-11148
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参考価格:
998,800円COMSOL Multiphysics用マシン (2023年08月版)
用途:CFD、プラズマ、粒子追跡モジュールと時間依存ソルバーの利用お客さまからのご相談内容
事例No.PC-10741を見ての問い合わせ。
COMSOL Multiphysics用ワークステーションの導入を考えている。
CFD、プラズマ、粒子追跡モジュールを使用しており、三次元かつ時間依存ソルバーでシミュレーションできるようにしたい。希望する条件は以下の通り。
・CPU:AMD Ryzen Threadripper PRO 5955WX
・メモリ:256 GB (32GB×8)
・使用するソフトウェア:COMSOL Multiphysics
・予算:100万円以内テガラからのご提案
お客様ご希望の条件に沿った構成をご提案しました。
事例No.PC-10741の構成をベースとして、ご予算の範囲内で現行のハードウェアに落とし込んだスペックです。
三次元処理をご予定ですので、ミドルクラスのワークステーション向けビデオカード NVIDIA RTX A2000 12GBを採用しています。
必要なスペックに合わせて、ビデオカードを変更することも可能です。
搭載ストレージにつきましては、1TB S-ATA SSDとしていますが、こちらもご利用予定のデータ量に合わせて変更可能です。本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
お客様の条件に合わせて柔軟にお見積もりをご提案しておりますので、掲載内容とは異なる用途/予算でも、お気軽にご相談ください。主な仕様
CPU Ryzen ThreadripperPRO 5955WX(4.00GHz 16コア) メモリ 256GB REG ECC ストレージ 1TB SSD S-ATA ビデオ NVIDIA RTX A2000 12GB ネットワーク on board (1GbE x1, 10GBase-T x1) 筐体+電源 タワー型筐体 + 1000W OS Microsoft Windows 11 Professional 64bit ■キーワード
・COMSOL Multiphysicsとは
COMSOL Multiphysicsは様々な物理学や工学分野など製造や科学研究のあらゆる分野で利用されるソフトウェア。設計やデバイス開発、解析などで用いられる。参考:COMSOL ※外部サイトへ飛びます
事例追加日:2023/08/04
- 事例No.PC-11089
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参考価格:
600,600円シングルセルRNA-seq解析用マシン (2023年07月版)
用途:Cell Rangerの利用お客さまからのご相談内容
シングルセルRNA-seq用にPCを導入したい。
現在はMacを利用しており、DockerでLinux環境を作りCell Rangerを起動しているが、処理にとても時間がかかっている。
Linuxマシンで、60万円程度の構成を提案して欲しい。スペックの条件としては、メモリ128GB以上を希望する。
テガラからのご提案
主な仕様
CPU Core i9-13900KS (3.20GHz 8コア + 2.40GHz 16コア) メモリ 128GB ストレージ1 2TB SSD M.2 ストレージ2 16TB HDD S-ATA ビデオ NVIDIA T400 4GB MiniDisplayPort x3 ネットワーク on board (2.5GBase-T x1) Wi-Fi x1 筐体+電源 タワー型筐体 + 850W OS Ubuntu 22.04 ■キーワード
・シングルセルRNA-seqとは
シングルセルRNA-seqは個々の細胞レベルで遺伝子発現を解析可能にする技術。細胞のトランスクリプトームマッピングを行うことで、細胞間の違いを明らかにする。同種の細胞でも個々に微細な違いがあるため、このような解析手法が必要とされる。活用としては、例えばがん細胞内の異質性の解明や細胞分化のプロセス解明などが期待される。また、少ない量のRNAからの解析が可能であり、細密な解析に利用されている。・Cell Rangerとは
Cell Rangerは10x Genomics社によるソフトウェアパイプラインの1種。シングルセルRNAシークエンスデータの処理、クラスタリング、遺伝子表現量の量化を行うことができる。 10x Genomics Chromeを使って生成されたシングルセルRNAシークエンスデータを処理したり、 遺伝子表現クラスタリングを行いシングルセルのサブポピュレーションを同定することが可能。その他、バーチャルリファレンスにマッピングし遺伝子を量化しての表現行列作成にも対応。事例追加日:2023/07/14
- 事例No.PC-11103
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参考価格:
8,253,300円機械学習&シミュレーション用マシン
用途:機械学習とVASPやQuantum Espressoなどによる量子化学計算お客さまからのご相談内容
機械学習と量子化学計算などのシミュレーションを行うためのマシンを検討している。
量子化学計算はVASP 6とQuantum Espressoの利用を想定。
OpenACCなどのGPU駆動も想定したいため、CPUとメモリのスペックを確保した上で、ビデオメモリ容量の多いGPUを搭載したい。
想定している要件は以下の通り。・CPU:可能な限り最新世代で、クロック数が高くキャッシュの大きいもの
・メモリ:CPU 1コアあたり16GB以上
・ストレージ:SSD x1台、HDDは1TB以上のものを希望
・GPU:20GBメモリ以上のGPU
・電源:100Vテガラからのご提案
CPUにXeon Scalable (Gold 6426Yx2枚 合計32コア) を採用し、メモリは512GB (1コアあたり16GB) 、GPUをNVIDIA H100 80GBとした構成です。
VASP 6もQuantum EspressoもGPGPUでの倍精度演算に対応していますので、NVIDIA H100を利用することによるメリットが大きいと言えます。本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。検索キーワード
機械学習ワークステーション,量子化学計算マシン,VASP 6,QuantumEspresso,GPU駆動計算,高性能計算,OpenACC,分子シミュレーション,量子化学ソフトウェア,ディープラーニング,GPGPU,クロック重視,データセンター向け,ワークステーション,Linux,ハイパフォーマンスコンピューティング,マルチコアCPU,グラフィックスカード,高速データ処理,並列計算,Fortran95,バンド構造計算,密度汎関数理論,量子ESPRESSO,メモリ帯域幅
主な仕様
CPU Xeon Gold 6426Y (2.50GHz 16コア) x2 メモリ 512GB ECC REG ストレージ 960GB SSD U.2 ビデオ NVIDIA T400 4GB MiniDisplayPort x3 ネットワーク on board (10GBase-T x2) 筐体+電源 フルタワー筐体 + リダンダント電源1000W OS Ubuntu 22.04 GPU NVIDIA H100 80GB PCI-E ■キーワード
・VASPとは
VASP (Vienna Ab initio Simulation Package) は、第一原理計算に使用される物質科学ソフトウェア。電子構造計算、分子動力学シミュレーション、熱力学的性質の予測などに使用される。密度汎関数理論(DFT)に基づいており、固体、表面、分子など、さまざまな種類の系に対応している。参考:VASP (VASP Software GmbH) ※外部サイトへ飛びます
・Quantum Espressoとは
Quantum Espresso (クオンタムエスプレッソ) は、GNU General Public Licenseで無料配布されているFortran95で記述されたオープンソースソフトウェア。第一原理電子状態計算プログラム。第一原理計算コードで、密度汎関数理論に基づいている。 原子の位置やセルの構造最適化、電子状態やバンド構造の計算、フォノンによる振動解析、中性子散乱の計算が可能で、マルチプラットフォームで動作し、MPIとOpenMPによる並列化に対応している。 材料物性の理論解析や新物質探索に広く利用され、計算生物学においても有用なツールの1つとなっている。※参考:Quantum Espresso ※外部サイトに飛びます
・OpenACCとは
OpenACCはGPUを用いた並列計算を簡単に行うためのAPI仕様。Fortran、C、C++向けに定義されている。 従来、GPUを用いた並列計算 (GPGPU) はプログラミングが難しく、コーディングも複雑だったが、OpenACCを使用することで容易に行うことができるようになった。・NVIDIA H100とは
NVIDIA H100はNVIDIAの次世代データセンター向けGPUで、AIや高性能コンピューティング (HPC) 分野向けに設計された製品。Ampereアーキテクチャに基づき、FP32、FP64、INT8など様々な精度の高性能演算が可能。HBM2eメモリ40GBを搭載し、3TB/sのメモリ帯域幅を実現。大規模なモデルやデータセットを効率的に処理することができる。 Structural SIMDと呼ばれる技術により、INT8演算は最大80倍高速化。FP64の演算性能はFP32の2倍、INT8の推論処理性能はFP32の最大20倍。※参考:NVIDIA H100 ※外部サイトに飛びます
事例追加日:2023/07/07
- 事例No.PC-11084
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参考価格:
895,400円J-OCTA用マシン
用途:J-OCTAの利用 (COGNAC、VSOPを使った粗視化分子動力学シミュレーション)お客さまからのご相談内容
分子動力学計算のためのワークステーションを導入したい。
現在使っているワークステーションよりもスペックの良い構成を希望する。主な用途はJ-OCTAの利用で、ソフトウェアの仕様上、分子動力学解析はCPUでしか行うことができないため、CPU性能を重視して欲しい。
使用しているワークステーションのスペックと、新たに導入するワークステーションに希望する条件は以下の通り。
■既存ワークステーションのスペック
・CPU:Xeon E5-2650 x2基
・メモリ:64GB
・ストレージ:HDD 1TB (+外付けHDD 6TB)
・ビデオカード:NVIDIA Quadro K420
・OS:Windows 8.1 Pro■新しいワークステーションの条件
・CPU:40スレッド以上が理想 もしくは クロックが2.3GHz以上
・メモリ:32GB以上
・ストレージ:1TB程度 SSDを希望
・ビデオ:既存ワークステーションと同程度
・OS:Windows 10 (J-OCTAの対応バージョン)テガラからのご提案
CPU性能を重視した構成を検討しました。
Xeon W-2400シリーズの20コアモデルを採用した構成です。
すべてのコアがHyper Threadingに対応するため、システム上では40スレッドとして扱われます。もし、CPUスペックを下げてでもコストを下げたい場合には、Core i9-13900Kという選択肢もあります。 Xeon E5-2650を上回る性能を持ち、コア数も24と多いですが、アーキテクチャの都合によりスレッド数は32となります。 コストや用途との総合的な判断になると思われますので、優先する条件にあわせ1つの選択肢としてご検討ください。
なお、Xeon E5-2650 x2基とXeon W7-2475X x1基を一般的なベンチマークソフトのスコアで比較した場合、2倍近いスコア差でW7-2475Xが優位です。
ビデオカードはQuadro K420の代替品として現行のT400を採用しています。
OSはご指定にあわせてWindows 10としています。 ご案内時点では、Windows 11への無償アップグレードが可能ですので、J-OCTAがWindows 11に対応した場合には、OSのアップグレードが可能です。この点につきましては、実際にアップグレードが必要になったタイミングで、マイクロソフト社のアナウンスをご確認いただけますようお願い致します。
本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。検索キーワード
J-OCTAワークステーション,分子動力学計算マシン,COGNACシミュレーション,VSOP分子動力学,マルチスケールシミュレーション,マルチスケール解析,構造材料シミュレーション,マルチスケールプラットフォーム,マテリアルモデリング,分子シミュレーション,ワークステーション,材料特性予測,マルチスケールデータ解析
主な仕様
CPU Xeon W7-2475X (2.60GHz 20コア) メモリ 64GB REG ECC ストレージ1 1TB SSD S-ATA ストレージ2 8TB HDD S-ATA ビデオ NVIDIA T400 4GB MiniDisplayPort x3 ネットワーク on board (2.5GbE x1 /10GbE x1) 筐体+電源 タワー型筐体 + 1000W OS Microsoft Windows 10 Professional 64bit ■キーワード
・J-OCTAとは
J-OCTAは構造材料のマルチスケールシミュレーションプラットフォーム。材料の化学組成と熱処理条件を入力すると、第一原理計算に基づくマルチスケールシミュレーションにより鉄鋼材料の微視組織や特性が算出される。算出された情報はCAEの材料モデルとして利用でき、構造解析の高精度化への活用が可能。原子スケールからメゾスケールまでの広範な時間・空間スケールを解析できるため、従来に無い高精度な材料挙動を予測できる。参考:マルチスケールシミュレーションソフトウェア J-OCTA (JSOL Corporation) ※外部サイトに飛びます
事例追加日:2023/07/07
ご注文の流れ
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お問い合わせフォームよりご相談内容をお書き添えの上、 お問い合わせください。 (お電話でもご相談を承っております) |
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弊社より24時間以内にメールにてご連絡します。 |
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必要に応じてメールにて打ち合わせさせていただいた上で、 メール添付にてお見積書をお送りします。 |
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お見積もり内容にご納得いただけましたら、メールにてご注文ください。 ご注文確定後、必要な部材を手配し PCを組み立てます。 (掛売りの場合、最初に新規取引票のご記入をお願いしております) |
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動作チェックなどを行い、納期が確定いたしましたらご連絡いたします。 (納期は仕様や製造ラインの状況により異なります) |
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お客様のお手元にお届けいたします (ヤマト運輸/西濃運輸) |
お支払い方法
お支払い方法は、お見積もりメール・お見積書でもご案内しています。
法人掛売りのお客様 |
原則として、月末締、翌月末日払いの後払いとなります。 |
学校、公共機関、独立行政法人のお客様 |
納入と同時に書類三点セット(見積書、納品書、請求書)をお送りしますのでご請求金額を弊社銀行口座へ期日までにお振込み願います。 先に書面での正式見積書(社印、代表者印付)が必要な場合はお知らせください。 |
企業のお客様 |
納品時に、代表者印つきの正式書類(納品書、請求書)を添付いたします。 ご検収後、請求金額を弊社銀行口座へお支払い期日までにお振込み願います。 |
銀行振込(先振込み)のお客様 |
ご注文のご連絡をいただいた後、お振込みを確認した時点で注文の確定とさせていただきます。 |
修理のご依頼・サポートについて
弊社製PCの保証内容は、お見積もりメールでもご案内しています。
■お問合せ先
テガラの取り扱い製品に関する総合サポート受付のWEBサイトをご用意しております。
テガラ株式会社 サポートサイト
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メール | support@tegara.com |
電話 | 053-543-6688 |
■テグシスのサポートについて
保証期間内の修理について
保証期間内におけるハードウェアの故障や不具合につきましては、無償で修理いたします。
ただし、お客様による破損や、ソフトウェアに起因するトラブルなど保証規定にて定める項目に該当する場合は保証対象外となります。
保証期間経過後も、PCをお預かりしての初期診断は無料で実施しております。
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オプション保証サービス
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HDD返却不要サービス |
保証期間内にPCのHDD(SSD)が故障した場合、通常、新品のHDDとの交換対応となり、故障したHDDはご返却いたしません。 ![]() |
オンサイト保守サポート | |
故障発生時、必要に応じエンジニアスタッフが現地へ訪問し、保守対応を行うサービスです。
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「お客様だけのオーダーメイドPC」を製作しています。
用途に応じた細かなアドバイスや迅速な対応がテガラの強みです。
上記の仕様はテガラでお客様に提案したPC構成の一例です。
掲載内容は提案当時のものであり、また使用する部材の供給状況によっては、現在では提供がむずかしいものや、部材を変更してのご提案となる場合がございます。
参考価格については、提案当時の価格(送料込・税込)になります。
ご相談時期によっては価格が異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。