事例No.PC-10990
参考価格:
468,600

ベイズ統計用マシン

用途:Rを用いたベイズ統計におけるMCMC法の実施

お客さまからのご相談内容

R (RStan) を用いたベイズ統計におけるMCMC法を行う予定があり、そのためのマシンを検討したい。
消費者アンケートデータの統計分析が中心で、最大で1,000件程度の処理を予定。
BayoLinkSを用いたベイジアンネットワーク分析と、Rを用いたベイジアンネットワーク分析を想定している。
検討における条件は以下の通り。

・CPU:Core i9
・メモリ:64GB
・ストレージ:SSD 1TB
・OS:Windows 11
・ディスプレイ:23.8型 液晶ディスプレイ
・使用するソフトウェア:R、Rstudio、Python、BayoLinkS
・その他:MCMC法による4つの計算が並列して快適に実施できるようにしたい
・予算:50万円程度

テガラからのご提案

Core i9 第12世代と第13世代の比較

Rの利用とご予算条件から、CPUはご要望どおりCore i9が良いかと存じます。
4計算での利用でしたらクロックブーストが効く可能性が高いため、第13世代のCore i9でも単コア性能が高い製品を選定しています。Pコアのみを稼働させた実績では、8コア稼働で5.6GHz前後での動作を確認しています。
第12世代のCore i9-12900Kと比較した場合、CPUMarkの値として33%(シングルで12%)ほどの違いがあります。

参考:Intel Core i9-12900K vs Intel Core i9-13900KS (PassMark Software)

メモリはECCという選択肢もありますが、用途を考えますと64GB程度では必須とは言い難いことに加え、コストUPにつながるため、NonECC仕様としています。CPU自体はECCメモリに対応しているので、コストUPを許容できる場合には変更が可能です。もし、数週間レベルでの連続計算を想定している場合には、ECCメモリの利用をおすすめします。

また、R系の中間ファイルをストレージに吐き出す可能性がある場合、キャッシュとしてSSD側がコントロールするSLCエリアの大きい方がパフォーマンス向上につながるため、容量2TBの製品を選定しています。PCI-E Gen4に対応した高速なタイプです。

本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

主な仕様

CPU Core i9-13900KS (3.20GHz 8コア + 2.40GHz 16コア)
メモリ 64GB
ストレージ 2TB SSD M.2
ビデオ on board (DPx1 HDMIx1)
ネットワーク on board (2.5GBase-T x1) Wi-Fi x1
筐体+電源 ミドルタワー筐体 + 850W
OS Microsoft Windows 11 Professional 64bit
その他

23.8型ワイド FullHD 液晶ディスプレイ

 

キーワード

・Rとは
Rとはオープンソース・フリーソフトウェアの統計解析向けプログラミング言語/開発実行環境。統計処理のための計算やグラフ化で利用される。
多くのライブラリが存在するため、ライブラリを呼び出すだけで複雑な手法を扱うことができる。

参考:The R Project for Statistical Computing ※外部サイトに飛びます

 

・Rstudioとは
RstudioはRを使用するための統合開発環境。直感的で使いやすいユーザーインターフェースを提供し、プロジェクト管理機能、コードエディター、コードの自動補完、構文のハイライト、デバッガー、プロファイラー、マークダウン文書のサポート、パッケージの管理機能、グラフィックのインタラクティブな表示機能などの多彩な機能を備えている。

参考:RSTUDIO IDE (Posit) ※外部サイトに飛びます

 

・Pythonとは
Pythonは、Python Software Foundation (PSF) が著作権を保持する、オブジェクト指向プログラミング言語。プログラミングの構文がシンプルなため可読性が高く、目的に応じたライブラリやフレームワークといったコンポーネントが豊富に揃っていることも特徴。プログラミングの初学者から上級者に至るまで人気の言語。

参考:Python ※外部サイトに飛びます

参考:【特集記事】プログラミング言語 Python その人気の理由は?- Python プログラミングを加速するツールたち ※弊社オウンドメディア「TEGAKARI」に飛びます

 

・BayoLinkSとは
BayoLinkSは機械学習アルゴリズムを使用した予測分析を行うビジネスインテリジェンスツール。ベイジアンネットワーク分析に必要なツールを提供しており、データの収集や前処理から分析まで一貫して行うことができる。

参考:BayoLinkS (NTTデータ数理システム) ※外部サイトに飛びます

 

・ベイジアンネットワーク分析とは
ベイジアンネットワーク分析は、確率的な関係性を持つ複数の変数をグラフィカルに表現することができるデータ分析手法。変数間の因果関係を表現する有向グラフを構築し、それぞれの変数が与えられた条件下での確率分布を推定する。また、ベイジアンネットワークは、不確実性の高い状況下での意思決定や予測分析に適した手法であり、医療分野や金融分野で活用されている。ベイジアンネットワークを使用した分析は、予測の精度が高く、データの不確実性を考慮することができるため、データ解析において重要な役割を果たしている。

 

事例追加日:2023/05/18
事例No.PC-9425B

この事例は掲載から時間が経過しているため内容が古い可能性があります。
用途や特徴・要件をふまえた、最新構成でのご提案をご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。

参考価格:
396,000

E-Prime 3.0インストール済みマシン

用途:E-Prime、心理学などにおける視覚・聴覚刺激実験の作成やデータ収集・分析

心理学などにおける視覚・聴覚刺激実験の作成やデータ収集・分析を行うことができるアプリケーションスイート「E-Prime 3.0」とChronosを活用するための構成をご紹介します。

■参考情報:E-Prime メーカー (Psychology Software Tools) WEBサイト

E-Primeの動作要件を満たす構成としてハードウェアを選定し、E-Prime 3.0自体のインストールまでを含めた構成です。PC到着後、スムーズにE-Prime 3.0をご利用いただくことができます。
※PC本体のみをご希望の場合には、事例No.PC-9425Aをご覧ください。

E-Prime自体は、動作要件がそれほど高くないソフトウェアであり、その推奨スペック自体を見た場合、研究用PCとしては比較的スペックが抑えられた構成になります。
そのため、E-Prime専用機としての導入を検討される場合には、本事例の構成をお奨めいたしますが、動作要件が高い別のソフトウェアもあわせて使用される場合には、そちらの要求スペックを基準にお考えいただくのが良いかと存じます。

なお、本事例ではデスクトップPCへインストールした場合のご案内ですが、ノートPCへインストールした状態での出荷サービスも承っております。ご希望の際には、お気軽にご相談ください。

さらに合わせてご使用いただくお奨めの刺激呈示デバイスとして
Chronos (Response Devices) Cedrus Corporation Response Padsも合わせてご提供しております。お見積もりをご希望の際にはお声がけください。

 

主な仕様

CPU Core i7 11700K (3.60GHz 8コア)
メモリ 8GB
ストレージ1 500GB SSD S-ATA
ビデオ on board (DP x1 HDMI x1)
ネットワーク on board(2.5GBase-T x1)
筐体+電源 ミドルタワー筐体 + 850W
OS Windows 10 Professional 64bit
その他 Psychology Software Tools, Inc. E-Prime 3.0
E-Prime 3.0セットアップサービス

 

E-Primeに関する記事は、こちらからご覧いただけます。

事例追加日:2021/12/3
事例No.PC-9425A

この事例は掲載から時間が経過しているため内容が古い可能性があります。
用途や特徴・要件をふまえた、最新構成でのご提案をご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。

参考価格:
233,200

E-Prime 3.0用マシン

用途:E-Prime、心理学などにおける視覚・聴覚刺激実験の作成やデータ収集・分析

心理学などにおける視覚・聴覚刺激実験の作成やデータ収集・分析を行うことができるアプリケーションスイート「E-Prime 3.0」の動作要件を満たす構成のご紹介です。

■参考情報:E-Prime メーカー (Psychology Software Tools) WEBサイト

動作要件として設定されているスペックはそれほど高くないソフトウェアですが、E-Primeの要件に合わせたスペック選定の場合、一般的な研究用マシンとして考えるとスペックが抑えられた構成となります。
本構成をE-Prime専用機として導入するお考えの場合には問題ございませんが、E-Prime以外に動作要件が高い別のソフトウェアを使用される場合には、そちらを基準にご検討いただくのが良いかもしれません。

メモリ・ストレージ構成は暫定のスペックとしていますので、ご要望に応じてカスタマイズが可能です。

また、E-Prime 3.0をインストールした状態での出荷も承っております。ライセンス・インストール込みの事例はPC-9425Bをご覧ください。
さらにE-Primeと合わせてご使用いただくお奨めの刺激呈示デバイスとしてChronos (Response Devices) Cedrus Corporation Response Padsの取り扱いもございます。

 

主な仕様

CPU Core i7 11700K (3.60GHz 8コア)
メモリ 8GB
ストレージ1 500GB SSD S-ATA
ビデオ on board (DP x1 HDMI x1)
ネットワーク on board (2.5GBase-T x1)
筐体+電源 ミドルタワー筐体 + 850W
OS Windows 10 Professional 64bit

 

E-Primeに関する記事は、こちらからご覧いただけます。

事例追加日:2021/12/3
事例No.PC-2222

この事例は掲載から時間が経過しているため内容が古い可能性があります。
用途や特徴・要件をふまえた、最新構成でのご提案をご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。

参考価格:
539,000

翻訳支援ツールTradosでの処理時間を短縮したい

「翻訳支援ツール“Trados”を利用しているが、ファイル数や文字数が多い場合処理に時間がかかるため、それを短縮するためのPCを提案して欲しい」というご相談をいただきました。

Tradosは現時点では並列処理に未対応ですが、将来的に対応する予定とのことで、お客様もそれを見越して並列処理に対応しつつパワーのあるCPUが良いとのご希望でした。今回のようなケースの場合、一般論として、今後ソフト側が並列処理に対応したとしても、その処理性能が向上するにはある程度時間がかかると思われました。また、ソフトウェアの性格上、データをある程度メモリ上に展開しながら処理を行うと推測されたため、メモリ容量と速度が重要と考えられました。
その結果、1CPUでメモリを多めの構成とすることがベターと判断し、4コアのXeon(3.6GHz)と128GBのメモリ、さらにHDDへのアクセスが頻繁に行われる可能性も考慮してSSDを搭載してご提案しました。さらに5年保証も追加しています。

 

 

 

事例追加日:2013/11/12

ご注文の流れ

お問い合わせフォームよりご相談内容をお書き添えの上、 お問い合わせください。
(お電話でもご相談を承っております)
弊社より24時間以内にメールにてご連絡します。
必要に応じてメールにて打ち合わせさせていただいた上で、 メール添付にてお見積書をお送りします。
お見積もり内容にご納得いただけましたら、メールにてご注文ください。
ご注文確定後、必要な部材を手配し PCを組み立てます。
(掛売りの場合、最初に新規取引票のご記入をお願いしております)
動作チェックなどを行い、納期が確定いたしましたらご連絡いたします。
(納期は仕様や製造ラインの状況により異なります)
お客様のお手元にお届けいたします (ヤマト運輸/西濃運輸)

お支払い方法

お支払い方法は、お見積もりメール・お見積書でもご案内しています。

法人掛売りのお客様
原則として、月末締、翌月末日払いの後払いとなります。
学校、公共機関、独立行政法人のお客様
納入と同時に書類三点セット(見積書、納品書、請求書)をお送りしますのでご請求金額を弊社銀行口座へ期日までにお振込み願います。
先に書面での正式見積書(社印、代表者印付)が必要な場合はお知らせください。
企業のお客様
納品時に、代表者印つきの正式書類(納品書、請求書)を添付いたします。
ご検収後、請求金額を弊社銀行口座へお支払い期日までにお振込み願います。
銀行振込(先振込み)のお客様
ご注文のご連絡をいただいた後、お振込みを確認した時点で注文の確定とさせていただきます。

修理のご依頼・サポートについて

弊社製PCの保証内容は、お見積もりメールでもご案内しています。

■お問合せ先
テガラの取り扱い製品に関する総合サポート受付のWEBサイトをご用意しております。
テガラ株式会社 サポートサイト

※お問い合わせの際には、「ご購入前」と「ご購入後」で受付フォームが分かれておりますので、ご注意ください。

メール support@tegara.com
電話 053-543-6688

■テグシスのサポートについて
保証期間内の修理について

保証期間内におけるハードウェアの故障や不具合につきましては、無償で修理いたします。
ただし、お客様による破損や、ソフトウェアに起因するトラブルなど保証規定にて定める項目に該当する場合は保証対象外となります。
保証期間経過後も、PCをお預かりしての初期診断は無料で実施しております。

無料メール相談
PCの運用やトラブルにつきまして、メールでのご相談を承ります。経験・知識の豊富な技術コンサルタントが無料でアドバイスいたします。
※調査や検証が必要な場合はお答えできなかったり、有償対応となることがあります

オプション保証サービス

「あんしん+」 もしもの時の延長保証サービス

PCのご購入時にトータル5年までの延長保証をご選択いただけます。また、ご購入後にも延長保証を申し込むことができます。
延長を申し込みいただきますと、標準保証と同等の保証を期間満了まで受けることができます。
なお、PCの仕様によっては料金が異なる場合があります。

延長保証あんしん+ ご加入のタイミング
※仕様によっては保証期間の延長ができない場合があります。

HDD返却不要サービス

保証期間内にPCのHDD(SSD)が故障した場合、通常、新品のHDDとの交換対応となり、故障したHDDはご返却いたしません。
しかしこの「HDD返却不要サービス」にご加入いただければ、保証期間内にHDD(SSD)が故障した場合には新品のHDDをご提供いたしますが、故障したHDDを引き渡していただく必要はありません。お客さまの大切なデータの入ったHDDをお手元に保管しておくことができます。

オンサイト保守サポート

故障発生時、必要に応じエンジニアスタッフが現地へ訪問し、保守対応を行うサービスです。
発送にかかる手間、時間を短縮できますので、緊急性の高い保守に最適です。

費用ご参考(目安)
本体+延長保証代金の10%~
※ 製品の性質や価格帯、条件等により異なります。
★TEGSYS オンサイト保守利用規約はこちら (pdf)
お客様のご要望をうかがい、最適なPCの構成をご提案する
「お客様だけのオーダーメイドPC」を製作しています。
用途に応じた細かなアドバイスや迅速な対応がテガラの強みです。

上記の仕様はテガラでお客様に提案したPC構成の一例です。
掲載内容は提案当時のものであり、また使用する部材の供給状況によっては、現在では提供がむずかしいものや、部材を変更してのご提案となる場合がございます。

参考価格については、提案当時の価格(送料込・税込)になります。
ご相談時期によっては価格が異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。