事例No.PC-10721B
参考価格:
5,580,300

SCONEやOpenSimの利用に適したマシン (予算500万~600万円)

用途:生体運動予測計算ソフトウェア「SCONE」、筋骨格モデルの開発・解析用ソフトウェア「OpenSim」

お客さまからのご相談内容

「SCONE」を用いた生体運動の予測計算や、「OpenSim」を利用した筋骨格モデルの開発・解析を行うためのマシンを導入したい。ヒトの運動に対する解析・最適化を行うことを想定している。

最適化の処理はCPUスレッドで行い、並列計算を行うCPUの速度とコア数が計算時間に直接影響することがわかっている。そのため、コア数の多い構成を希望する。
HDD容量はあまり必要ないが、リアルタイムで書き込みを行うため、処理速度の速いものを採用したい。

OSは現在の環境で安定しているWindows10を希望。
Xeon仕様で予算500~600万円程度の構成を提案して欲しい。

テガラからのご提案

コア数を重視したXeon構成として、Xeon Platinum 8380(40コア)を2基搭載した構成をご提案しました。

メモリ容量の指定がございませんでしたので、マシン規模を考えて仮に512GBで設定しています。SSDは速度を優先し、M.2タイプの4TB製品を選択しています。

また、ソフトウェアの性質を考えると、一般的なレベルで画面出力できる程度のビデオ性能でよいと判断し、ローエンドタイプのビデオカードを選択しました。

OSはWindows10としていますが、Windows10自体はすでに終息していますので、ソフト側が対応している場合にはWindows11の利用を強くおすすめします。
なお、コア数がとにかくたくさん必要な場合には、Windwos10ではなくLinux系OSを利用することでEPYCを利用することができ、128コア/256スレッド構成が実現可能となります。

同じ用途・条件でのご相談で、ご予算を抑えた ThreadripperPRO 構成の事例 PC-10721A もご参照ください。

本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。

 
メモリ構成によるパフォーマンスの変化

 

 

 

主な仕様

CPU Xeon Platinum 8380 (2.30GHz 40コア) x2
メモリ 512GB REG ECC (32GB x16)
ストレージ 4TB SSD M.2
ビデオ NVIDIA T400
ネットワーク on board (1000Base-T x2)
筐体+電源 タワー型筐体 + 1000W
OS Microsoft Windows 10 Pro 64bit

 

キーワード

・SCONEとは
SCONEは人間と動物の動きを予測シミュレーションするためのオープンソースソフトウェア。
歩行速度やエネルギー効率など、特定のタスクを最適に遂行するための神経筋コントローラを定義し、最適化することができる。

参考:Welcome to SCONE ※外部サイトに飛びます

 

・OpenSimとは
OpenSimは神経骨格系のモデリング、シミュレーション、制御、分析を行うためのソフトウェア。
ユーザーが筋骨格構造のモデルを開発し、動きの動的なシミュレーションを作成することができる。

参考:OpenSim ※外部サイトに飛びます

 

 

事例追加日:2023/01/10
事例No.PC-10551

この事例は掲載から時間が経過しているため内容が古い可能性があります。
用途や特徴・要件をふまえた、最新構成でのご提案をご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。

参考価格:
12,248,500

メモリ2TB シミュレーション可視化マシン

用途:確率論に基づく数値シミュレーション

お客さまからのご相談内容

マテリアルズ・インフォマティクスの研究で、不確実性に関する数値シミュレーションを行うためのマシンが欲しい。
異なる条件で大量のシミュレーションを実施する必要があるため、並列計算能力の高いマシンが理想。
また、大規模な解析結果を高速で可視化するために、高性能なGPUが必要。
希望するスペックは以下の通り。

・CPU:Xeon Platinum 8380 x2 
・メモリ:搭載可能な最大容量
・ストレージ:4TB SSDを搭載可能な数だけ
・ビデオカード:NVIDIA RTX Ada (2台以上)
・OS:Ubuntu 22.04
・予算:1200万~1500万円程度

テガラからのご提案

ご要望に合わせて構成を検討しました。
NVIDIA RTX6000 Adaを2台搭載した構成です。
ストレージ条件である4TB SSDは、M.2スロット x2つとS-ATA x7つで合計9台を搭載しています。
※マザーボード上のS-ATAポートは全部で8ポートですが、残り1ポートは光学ドライブ用として使用しています。

電源ユニットは1600W対応品を採用していますが、100V環境で利用する場合は1300W程度までの出力となります。

 

 

 

主な仕様

CPU Xeon Platinum 8380 (2.30GHz 40コア) x2
メモリ 2TB REG ECC
ストレージ1 4TB SSD M.2
ストレージ2 4TB SSD M.2
ストレージ3 4TB SSD S-ATA x7
ビデオ NVIDIA RTX6000 Ada x2
ネットワーク on board (1000Base-T x2)
筐体+電源 タワー筐体 + 1600W
OS Ubuntu 20.04
事例追加日:2022/11/24
事例No.PC-10381

この事例は掲載から時間が経過しているため内容が古い可能性があります。
用途や特徴・要件をふまえた、最新構成でのご提案をご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。

参考価格:
3,289,000

データ保存用サーバー

用途:生成データの保存・閲覧

お客さまからのご相談内容

業務で生成した複数のデータを保存・閲覧するためのサーバーが欲しい。
ストレージ構成は、現時点で搭載できる最大容量を希望する。
OSは現在利用しているWindows Storage Server 2016相当のものがよい。

テガラからのご提案

ストレージ容量を重視する場合、現状では20TB容量のHDDが最大となります。ただし、CacheCadeに対応させる都合上、HDDに接続するRAIDカードの世代を意図的にやや古い世代のものとしているため、最新の20TB製品を多数接続した場合には、互換性に関する想定外の問題が発生する可能性があります。

そのため、安定性を重視して16TB容量のHDDを20台搭載した構成にでお見積もりしました。
HDD x1台あたりの容量を重視する場合は20TB容量のHDDへ変更可能ですが、20TB HDDに対応するRAIDカードへ変更しますとCacheCadeに対応しなくなりますので、ご承知おきください。

OSは、Windows Storage Server 2016の後継としてWindows Server IoT 2022 for Storage を選定しています。Storage Server 2016と同様にCAL不要のファイルサーバー向けエディションです。

 

 

 

 

主な仕様

CPU Xeon Silver 4310T (2.30GHz 8コア) x2
メモリ 128GB
ストレージ1 480GB SSD S-ATA x2 Enterprise SSD System
ストレージ2 480GB SSD S-ATA x2 Enterprise SSD CacheCade
ストレージ3 16TB HDD S-ATA x20
ビデオ on board
ネットワーク on board (10GBase-T x2)
筐体+電源 4Uラックマウント筐体 + リダンダント電源1200W
OS Microsoft Windows Server IoT 2022 for Storage Standard 16コア
その他 RAIDカード
CacheCade Pro 2.0
事例追加日:2022/11/17
事例No.PC-10489

この事例は掲載から時間が経過しているため内容が古い可能性があります。
用途や特徴・要件をふまえた、最新構成でのご提案をご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。

参考価格:
1,580,700

分子構造解析用マシン

用途:科学計算用ソフトウェア「Gaussian」「Gaussview」の利用

お客さまからのご相談内容

化学品の研究開発で素材の分子構造解析を行うため、Gaussian/Gaussviewの利用に適したマシンを導入したい。
ハード面では下記の条件を満たせば購入先にこだわりはないので、サポート対応してくれるメーカーから購入したい。

CPU:コア数が32以上であり、Xeon Gold 5220以上のスコアを持つIntel製CPU
メモリ:128GB以上 (拡張性のあることが望ましい)
Cドライブ:1TB以上のSSD
Dドライブ:1TB以上のSSD
GPU:NVIDIA Quadro P620以上のスペックで計算用途に用いられるNVIDIA製品
保守点検費用も含む

テガラからのご提案

【CPUについて】
第3世代のXeon Goldを2基搭載して、合計32コアを実装しました。

構成検討のポイント

・1つのCPUで32コア以上の製品も選択できるが、2CPU構成にした時よりもコストが上昇する場合がある
・本事例ではコストとスペックのバランスを考慮した上で2CPU構成を採用。
・2CPU構成の場合、メモリスロットが増えるため増設の余地が大きくなる点がメリット

ご提案ではひとまずとして条件の下限である32コアとしていますが、より多くのコア数が必要な場合にはご相談ください。

【メモリについて】
メモリは出荷時点の構成で空きスロットが8つあります。

構成検討のポイント

・搭載しているものと同じメモリを増設することで合計256GBまで増設可能
・初期搭載のメモリを取り外して換装すれば、最大2TBまで拡張可能

【ビデオカードについて】
ビデオカードは現行のラインナップで指定条件に近いT1000を選択しています。

成検討のポイント

・「計算用途に用いられる」の指す意味によってカードの選定基準は異なる。
 →「ワークステーション向けビデオカード」の意味であれば、T1000で問題はない。
 →「GPGPUに用いられるビデオカード」の意味であれば、T1000では性能不足。

GPGPU利用を想定する場合には、適したビデオカードを選定しますので、ご相談ください。

サポートについて

保守点検に関しては、お問い合わせ時点で詳細なご要望を頂戴していませんでしたので、たたき台として「あんしん+ 5年間引き取り修理」を加えた内容でのご案内としました。
弊社の基本的な保証は引き取り修理対応となりますが、オンサイト保守やTeamViewerを利用したリモートサポートなど、お客様のご要望に合わせて保証をカスタムすることが可能です。
納入時の設置や動作確認などに関してもご相談を承っていますので、気兼ねなくお問い合わせください。

 

 

 

検索キーワード
第一原理手法,全電子計算手法,密度汎関数理論(Density functional theory: DFT),コーン・シャム方程式,Kohn-Sham,量子化学,マテリアルズインフォマティクス,マテリアルインフォマティクス,高精度物性予測モデル,新素材開発,新物質・新材料探索,ソルバ,分子構造解析,質量分析計,タンデム質量分析計,LC-MS,GC-MS,イオンモビリティ質量,イメージング質量分析計

主な仕様

CPU Xeon Goldr 6326 (2.90GHz 16コア) x2
メモリ 128GB
ストレージ1 1TB SSD S-ATA
ストレージ2 1TB SSD S-ATA
ビデオ NVIDIA T1000
ネットワーク on board (1000Base-T x2)
筐体+電源 タワー筐体 + 850W
OS Microsoft Windows 11 Pro 64bit
その他

TPMモジュール
「あんしん+」 5年間引き取り修理

キーワード

・第3世代Xeon Goldとは
XeonとはIntel社のCPUブランドの1つで、サーバーやワークステーションなど高性能が要求されるマシンに向けた製品群です。
第3世代のXeon Scalabeleプロセッサーでは、コア性能やクロック、I/O帯域幅などが前の世代よりも改善されています。
Xeon Scalableには、「Bronze」「Silver」「Gold」「Platiunm」の4つのバリエーションが存在しており、Goldは最大で2CPUまたは4CPU構成に対応しています。(グレードによって異なります)

・GPGPUとは
GPGPU(General-purpose computing on graphics processing units)は、GPUコンピューティングとも呼ばれます。画像処理で使用されるビデオカードの演算能力を、他の用途に応用する技術を指すものです。
GPUは単純な演算を並列的に繰り返し実行するのが得意であり、その性質を活かしてビッグデータ解析やシミュレーション、機械学習やAIなど様々な分野で積極的に利用されています。

・TeamViewerとは
TeamViewerは社内外に対するリモートサポートや遠隔地の端末へのリモートアクセス、ウェブ会議やプレゼンテーションといった様々な用途で活用されているリモートコントロールソフトウェア。世界25億台以上の端末でインストールされているマーケットシェアNo.1の製品です。
TeamViewerライセンスは、弊社ユニポス事業部でも取り扱いがございます。

事例追加日:2022/10/22

ご注文の流れ

お問い合わせフォームよりご相談内容をお書き添えの上、 お問い合わせください。
(お電話でもご相談を承っております)
弊社より24時間以内にメールにてご連絡します。
必要に応じてメールにて打ち合わせさせていただいた上で、 メール添付にてお見積書をお送りします。
お見積もり内容にご納得いただけましたら、メールにてご注文ください。
ご注文確定後、必要な部材を手配し PCを組み立てます。
(掛売りの場合、最初に新規取引票のご記入をお願いしております)
動作チェックなどを行い、納期が確定いたしましたらご連絡いたします。
(納期は仕様や製造ラインの状況により異なります)
お客様のお手元にお届けいたします (ヤマト運輸/西濃運輸)

お支払い方法

お支払い方法は、お見積もりメール・お見積書でもご案内しています。

法人掛売りのお客様
原則として、月末締、翌月末日払いの後払いとなります。
学校、公共機関、独立行政法人のお客様
納入と同時に書類三点セット(見積書、納品書、請求書)をお送りしますのでご請求金額を弊社銀行口座へ期日までにお振込み願います。
先に書面での正式見積書(社印、代表者印付)が必要な場合はお知らせください。
企業のお客様
納品時に、代表者印つきの正式書類(納品書、請求書)を添付いたします。
ご検収後、請求金額を弊社銀行口座へお支払い期日までにお振込み願います。
銀行振込(先振込み)のお客様
ご注文のご連絡をいただいた後、お振込みを確認した時点で注文の確定とさせていただきます。

修理のご依頼・サポートについて

弊社製PCの保証内容は、お見積もりメールでもご案内しています。

■お問合せ先
テガラの取り扱い製品に関する総合サポート受付のWEBサイトをご用意しております。
テガラ株式会社 サポートサイト

※お問い合わせの際には、「ご購入前」と「ご購入後」で受付フォームが分かれておりますので、ご注意ください。

メール support@tegara.com
電話 053-543-6688

■テグシスのサポートについて
保証期間内の修理について

保証期間内におけるハードウェアの故障や不具合につきましては、無償で修理いたします。
ただし、お客様による破損や、ソフトウェアに起因するトラブルなど保証規定にて定める項目に該当する場合は保証対象外となります。
保証期間経過後も、PCをお預かりしての初期診断は無料で実施しております。

無料メール相談
PCの運用やトラブルにつきまして、メールでのご相談を承ります。経験・知識の豊富な技術コンサルタントが無料でアドバイスいたします。
※調査や検証が必要な場合はお答えできなかったり、有償対応となることがあります

オプション保証サービス

「あんしん+」 もしもの時の延長保証サービス

PCのご購入時にトータル5年までの延長保証をご選択いただけます。また、ご購入後にも延長保証を申し込むことができます。
延長を申し込みいただきますと、標準保証と同等の保証を期間満了まで受けることができます。
なお、PCの仕様によっては料金が異なる場合があります。

延長保証あんしん+ ご加入のタイミング
※仕様によっては保証期間の延長ができない場合があります。

HDD返却不要サービス

保証期間内にPCのHDD(SSD)が故障した場合、通常、新品のHDDとの交換対応となり、故障したHDDはご返却いたしません。
しかしこの「HDD返却不要サービス」にご加入いただければ、保証期間内にHDD(SSD)が故障した場合には新品のHDDをご提供いたしますが、故障したHDDを引き渡していただく必要はありません。お客さまの大切なデータの入ったHDDをお手元に保管しておくことができます。

オンサイト保守サポート

故障発生時、必要に応じエンジニアスタッフが現地へ訪問し、保守対応を行うサービスです。
発送にかかる手間、時間を短縮できますので、緊急性の高い保守に最適です。

費用ご参考(目安)
本体+延長保証代金の10%~
※ 製品の性質や価格帯、条件等により異なります。
★TEGSYS オンサイト保守利用規約はこちら (pdf)
お客様のご要望をうかがい、最適なPCの構成をご提案する
「お客様だけのオーダーメイドPC」を製作しています。
用途に応じた細かなアドバイスや迅速な対応がテガラの強みです。

上記の仕様はテガラでお客様に提案したPC構成の一例です。
掲載内容は提案当時のものであり、また使用する部材の供給状況によっては、現在では提供がむずかしいものや、部材を変更してのご提案となる場合がございます。

参考価格については、提案当時の価格(送料込・税込)になります。
ご相談時期によっては価格が異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。