事例No.PC-11092
参考価格:
1,091,200

熱流体解析用ワークステーション

用途:OpenFOAM、Paraviewの利用

お客さまからのご相談内容

PC-9870を見ての問い合わせ。
熱流体解析を目的としたワークステーションの導入を考えている。
以下の構成が実現可能か教えて欲しい。

・CPU:12~16コア以上
・メモリ:32GB以上
・ストレージ:1TB以上
・ビデオ:3D CADが快適に動作する (グラフィック性能より解析速度を重視)
・OS:Windows 10
・使用するソフトウェア:OpenFOAM、Paraview
・予算:100万円程度

テガラからのご提案

解析速度を重視したいというご要望から、ご覧いただいた事例No.PC-9870よりもCPUコア数とメモリ容量をスペックアップした構成をご提案しました。
事例No.PC-9870は、安価ではありますがCPUコア数を増やすことができないため、ベース構成を最新のXeon W-2400シリーズに変更しています。

ビデオカードはワークステーション向けミドルクラス製品を選択しています。一般的なレベルの3D描画でしたら、問題なく行うことができます。

本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。

お客様の声
テグシスの延長保証サービス あんしん+ HDD返却不要サービス

 

 

 

主な仕様

CPU Xeon W7-2495X (2.50GHz 24コア)
メモリ 128GB REG ECC
ストレージ 1TB SSD S-ATA
ビデオ NVIDIA RTX A2000 12GB MiniDisplayPort x4
ネットワーク on board (2.5GbE x1 /10GbE x1)
筐体+電源 タワー型筐体 + 1000W
OS Microsoft Windows 10 Professional 64bit

 

キーワード

・OpenFOAMとは
OpenFOAMはオープンソースのCFDソフトウェア。有限体積法に基づき、非構造格子に対応している。広範な物理モデルと数値方法により、流体の流れから化学反応、熱伝達まで解析が可能。MPIとOpenMPに対応しており、ハイパフォーマンスコンピューティング (HPC) に適している。大学や研究機関を中心に研究開発や教育で幅広く利用されるソフトウェア。

参考:OpenFOAM ※外部サイトに飛びます

 

・ParaViewとは
Paraviewは科学技術データを視覚的に分析し理解するためのオープンソースの可視化ソフトウェア。超大規模データの読み込みから3D/2Dプロット、アニメーションの生成、測定値の抽出等多岐にわたる機能を持つ。

参考:ParaView (Kitware.Inc) ※外部サイトに飛びます

 

事例追加日:2023/07/14
事例No.PC-10874
参考価格:
2,822,600

熱流体シミュレーション用マシン

用途:CFDソフトウェア CONVERGEの利用

お客さまからのご相談内容

ワークステーションの入れ替えを検討している。
用途は熱流体シミュレーションで、できる限りコア数が多くて処理速度の速い構成を希望する。
想定している内容は以下の通り。

・CPU:現在 Xeon Gold 6136 x2基を使っているため、これよりも極力性能が高いもの
・メモリ:128GB以上
・ストレージ:2TB程度
・液晶ディスプレイ:24インチ程度を2台
・電源環境:100V
・使用するソフト:CONVERGE 3.0.24
・予算:300万円

テガラからのご提案

ご予算に余裕があるため、お客様の想定スペックを上回る構成を検討しました。

CONVERGEのバージョンとGPUサポート

CONVERGEのVer3.1以降では、GPGPUがサポートされています。

参考:GETTING STARTED GUIDE V3 ※外部サイトへ飛びます

Ver3.0ではGPGPUがサポートされていないため、ソフトウェア側のバージョンは大きな違いとなります。本事例の構成では、Ver3.1へのアップグレードも見越して、積極的にGPGPUで利用できるビデオカードを搭載しています。

CPUやメモリ容量は、現在のソフトウェア環境を優先した選定です。

 

本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。

お客様の声
テグシスの延長保証サービス あんしん+ HDD返却不要サービス

 

 

 

主な仕様

CPU Xeon Gold 6338 (2.00GHz 32コア)
メモリ 512GB REG ECC (32GB x16)
ストレージ1 2TB SSD M.2
ストレージ2 10TB HDD S-ATA
ビデオ NVIDIA RTX A4500
ネットワーク on board (1000Base-T x2)
筐体+電源 タワー型筐体 + 1000W
OS Microsoft Windows 11 Professional 64bit
その他 23.8型ワイド 液晶ディスプレイ
TPMモジュール
追加内部ファン

キーワード

・CONVERGEとは
CONVERGEは、CFD分野で使用されるシミュレーションソフトウェア。非圧縮・圧縮性流体、燃焼現象などをモデル化できる。自動メッシュ生成機能も備えており、複雑な形状のオブジェクトのシミュレーションにも適している。

参考:CONVERGE CFD SOFTWARE (CONVERGENT SCIENCE) ※外部サイトへ飛びます

 

 

事例追加日:2023/04/13
事例No.PC-10858
参考価格:
1,794,100

ターボ機械開発用マシン

用途:FINE/TurboやFINE/Open with OpenLabsを用いた流体解析

お客さまからのご相談内容

FINE/TurboやFINE/Open with OpenLabsを用いた流体解析を行うためのPCを導入したい。
以下の条件に合ったPCを提案して欲しい。

・CPU:28コア/56スレッド以上 クロックは2.70GHz以上
・メモリ:512GB
・ストレージ:データ用ストレージとして8TB程度確保したい
・OS:なし
・予算:180万円程度だが、コストを抑える方法があれば提案して欲しい
・その他:4Kでの画面出力を希望

テガラからのご提案

ご要望を踏まえてお見積もりをご用意しました。
2CPUで合計32コアとした構成でのお見積もりです。
2CPUの場合、メモリは16枚構成にするのがベストですので、32GBモジュール x16枚としています。

コストや増設を考えたメモリ選定

コストダウンを優先する場合には、メモリ帯域が落ちることを前提とした32GBモジュール x8枚構成で導入し、後から増設するという運用も考えられます。なお、その場合は8枚のメモリに対して並列アクセスすることで速度がUPするため、増設するメモリは基本的に同一型番のメモリで統一する必要があります。コストの調整に関しては、お客様が重視する要素にあわせて検討させていただきます。

 

4Kでの画面出力については、T400あたりのカードでも対応できますが、解析用のモデルの要素数が多い場合には、ビデオカードの性能が不足する場合があります。3D系のモデルを動かす想定でT1000を選定していますが、実際の運用方法によってはコスト削減できる部分です。

本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。

お客様の声
テグシスの延長保証サービス あんしん+ HDD返却不要サービス

 

 

 

主な仕様

CPU Xeon Gold 6326 (2.90GHz 16コア) x2
メモリ 512GB REG ECC (32GB x16)
ストレージ1 1TB SSD M.2
ストレージ2 8TB HDD S-ATA
ビデオ NVIDIA T1000 4GB
ネットワーク on board (1000Base-T x2)
筐体+電源 タワー型筐体 + 1000W
OS なし
その他 TPMモジュール

キーワード

・FINE/Turboとは
FINE/Turboは、NUMECA Internationalが開発した商用CFDソフトウェア。ターボ機械や回転体の流体解析に特化した高度な機能を提供する。流体解析に必要な前処理、解析、後処理の機能が一つにまとめられており、正確かつ迅速な解析結果を得ることができる。

参考:FINE/Turbo (日本ケイデンス) ※外部サイトに飛びます

 

・FINE/Open with OpenLabsとは
FINE/Open with OpenLabsは、非構造格子に対応し、高度に自動化された汎用流体解析統合環境で、完全六面体メッシュの自動作成や128コアの並列計算が可能。また、高速化機能やカスタマイズモジュールが標準搭載されている。

参考:FINE/Open with OpenLabs (日本ケイデンス) ※外部サイトに飛びます

 

 

事例追加日:2023/03/15
事例No.PC-10654

この事例は掲載から時間が経過しているため内容が古い可能性があります。
用途や特徴・要件をふまえた、最新構成でのご提案をご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。

参考価格:
1,369,500

海流シミュレーション用マシン

用途:OpenMPを用いたFortranプログラムの実行、GNU Fortranの利用

お客さまからのご相談内容

海洋の漂流物に関する研究を行うため、海流シミュレーション用マシンを導入したい。
想定スペックは以下の通り。

・CPU:Xeon Gold 5320 (2.2GHz 22コア) x2または同等品
・メモリ:128GB
・ストレージ:SSD 960GB S-ATA (システム用)、HDD 8TB S-ATA (データ用)
・OS:Windows

実際の計算ではOpenMPを用いたFortranプログラムを実行。コンパイラはGnu Fortranを利用する。
実施する計算プログラムは流体計算に近いため、姫野ベンチマークの結果を参考にしている。この点を踏まえて提案してもらえると嬉しい。

テガラからのご提案

ご要望に合わせて、構成をご提案しました。

CPUはXeon Gold 5320ではなく、AMD Ryzen ThreadripperPRO 5975WXとしています。

■Point
・あえてXeon Gold 5320よりもコア数の低いCPUを採用した理由は、OpenMPを利用に配慮したため。

・姫野ベンチマークでの傾向を見ると、コア数が多いCPUよりも、1コアあたりの能力が高いものが上位に来やすい傾向がある。
参考:Himeno Benchmark (OpenBenchmarking.org) ※外部サイトに飛びます

指標とされている姫野ベンチマークの情報から、OpenMPで利用する場合には、1コアあたりの速度を優先した方が良い場合があるのではないかと考えご提案しました。
ただし、実際の処理内容や使い方によっては、CPU選びの考え方が異なる可能性がありますので、1コアあたりの速度を優先することが、必ずしも正しいとは限りません。本事例の構成は、確認できた情報の範囲での提案とお考えください。

本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。

お客様の声
テグシスの延長保証サービス あんしん+ HDD返却不要サービス

 

 

 

主な仕様

CPU AMD Ryzen ThreadripperPRO 5975WX (3.60GHz 32コア)
メモリ 128GB
ストレージ1 1TB SSD S-ATA
ストレージ2 8TB HDD S-ATA
ビデオ NVIDIA T400
ネットワーク on board (1GbE x1 10GBase-T x1)
筐体+電源 タワー型筐体 + 1000W
OS Microsoft Windows 11 Pro 64bit

■FAQ

・OpenMPとは
OpenMP (Open Multi-Processing) とは、共有メモリ型並列プログラムを作成、実行するための規格。C/C++、Fortranに対応しており、多くのコンパイラ環境で利用できるAPI。
OpenMPの実行モデルでは、各スレッドは並列領域が開始する際に生成実行され、 並列領域が終了するとマスタースレッドのみの逐次処理となる。

参考:OpenMP ※外部サイトに飛びます

 

・Gnu Fortranとは
GNU FortranまたはGFortranは、GNU Fortran compilerの名前であり、GNUコンパイラコレクション (GCC) の一部。
g77でサポートされているほとんどの言語拡張やコンパイルオプションと互換性があり、Fortran言語の他の多くの一般的な機能拡張と互換性がある。

参考:Welcome to the home of GNU Fortran ※外部サイトに飛びます

 

・姫野ベンチマークとは
姫野ベンチマークは理化学研究所で公開されているベンチマークソフト。
理化学研究所・情報基盤センターのセンター長である姫野龍太郎氏が非圧縮流体解析コードの性能評価のために考えたもの。

参考:姫野ベンチマーク (理化学研究所) ※外部サイトに飛びます

 

 

事例追加日:2022/12/15

ご注文の流れ

お問い合わせフォームよりご相談内容をお書き添えの上、 お問い合わせください。
(お電話でもご相談を承っております)
弊社より24時間以内にメールにてご連絡します。
必要に応じてメールにて打ち合わせさせていただいた上で、 メール添付にてお見積書をお送りします。
お見積もり内容にご納得いただけましたら、メールにてご注文ください。
ご注文確定後、必要な部材を手配し PCを組み立てます。
(掛売りの場合、最初に新規取引票のご記入をお願いしております)
動作チェックなどを行い、納期が確定いたしましたらご連絡いたします。
(納期は仕様や製造ラインの状況により異なります)
お客様のお手元にお届けいたします (ヤマト運輸/西濃運輸)

お支払い方法

お支払い方法は、お見積もりメール・お見積書でもご案内しています。

法人掛売りのお客様
原則として、月末締、翌月末日払いの後払いとなります。
学校、公共機関、独立行政法人のお客様
納入と同時に書類三点セット(見積書、納品書、請求書)をお送りしますのでご請求金額を弊社銀行口座へ期日までにお振込み願います。
先に書面での正式見積書(社印、代表者印付)が必要な場合はお知らせください。
企業のお客様
納品時に、代表者印つきの正式書類(納品書、請求書)を添付いたします。
ご検収後、請求金額を弊社銀行口座へお支払い期日までにお振込み願います。
銀行振込(先振込み)のお客様
ご注文のご連絡をいただいた後、お振込みを確認した時点で注文の確定とさせていただきます。

修理のご依頼・サポートについて

弊社製PCの保証内容は、お見積もりメールでもご案内しています。

■お問合せ先
テガラの取り扱い製品に関する総合サポート受付のWEBサイトをご用意しております。
テガラ株式会社 サポートサイト

※お問い合わせの際には、「ご購入前」と「ご購入後」で受付フォームが分かれておりますので、ご注意ください。

メール support@tegara.com
電話 053-543-6688

■テグシスのサポートについて
保証期間内の修理について

保証期間内におけるハードウェアの故障や不具合につきましては、無償で修理いたします。
ただし、お客様による破損や、ソフトウェアに起因するトラブルなど保証規定にて定める項目に該当する場合は保証対象外となります。
保証期間経過後も、PCをお預かりしての初期診断は無料で実施しております。

無料メール相談
PCの運用やトラブルにつきまして、メールでのご相談を承ります。経験・知識の豊富な技術コンサルタントが無料でアドバイスいたします。
※調査や検証が必要な場合はお答えできなかったり、有償対応となることがあります

オプション保証サービス

「あんしん+」 もしもの時の延長保証サービス

PCのご購入時にトータル5年までの延長保証をご選択いただけます。また、ご購入後にも延長保証を申し込むことができます。
延長を申し込みいただきますと、標準保証と同等の保証を期間満了まで受けることができます。
なお、PCの仕様によっては料金が異なる場合があります。

延長保証あんしん+ ご加入のタイミング
※仕様によっては保証期間の延長ができない場合があります。

HDD返却不要サービス

保証期間内にPCのHDD(SSD)が故障した場合、通常、新品のHDDとの交換対応となり、故障したHDDはご返却いたしません。
しかしこの「HDD返却不要サービス」にご加入いただければ、保証期間内にHDD(SSD)が故障した場合には新品のHDDをご提供いたしますが、故障したHDDを引き渡していただく必要はありません。お客さまの大切なデータの入ったHDDをお手元に保管しておくことができます。

オンサイト保守サポート

故障発生時、必要に応じエンジニアスタッフが現地へ訪問し、保守対応を行うサービスです。
発送にかかる手間、時間を短縮できますので、緊急性の高い保守に最適です。

費用ご参考(目安)
本体+延長保証代金の10%~
※ 製品の性質や価格帯、条件等により異なります。
★TEGSYS オンサイト保守利用規約はこちら (pdf)
お客様のご要望をうかがい、最適なPCの構成をご提案する
「お客様だけのオーダーメイドPC」を製作しています。
用途に応じた細かなアドバイスや迅速な対応がテガラの強みです。

上記の仕様はテガラでお客様に提案したPC構成の一例です。
掲載内容は提案当時のものであり、また使用する部材の供給状況によっては、現在では提供がむずかしいものや、部材を変更してのご提案となる場合がございます。

参考価格については、提案当時の価格(送料込・税込)になります。
ご相談時期によっては価格が異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。