事例No.PC-10741
参考価格:
475,200

FDTD/FEM計算用マシン

用途:COMSOL、SIM4LIFE、MATLAB、Pythonなどの利用

お客さまからのご相談内容

有限要素法解析やFDTD解析に適したPC構成を検討したい。
大まかな条件は以下の通り。

・CPU:Xeon Processor W-2225を希望
・メモリ:初期状態で128GB欲しい。将来的には256GBまで拡張したい。
・OS:なし
・使用ソフト:COMSOL、SIM4LIFE、Matlab、Pythonなど
・予算:50万円程度

Geforce RTX3060を所有しており、GPUとして使用可能か教えて欲しい。もし、RTX3060よりもNVIDIA T400の方が適しているなら提案を希望する。
また、RTX3060とT400の併用が可能であれば検討したい。

テガラからのご提案

ご要望の条件に合わせて構成を検討しました。
Xeon W-2225を搭載し、メモリ容量も拡張性のある構成です。

ビデオカードは使用ソフトが3D表示などでQuadroやNVIDIA RTXシリーズを指定している場合には、NVIDIA T400などを選定する必要がありますが、そうでない場合の単純な性能はRTX3060の方が優位です。COMSOLとSIM4LIFEに当てはめて検討した際のポイントは以下のとおりです。

■Point
・COMSOLの動作確認済みGPUにはNVIDIA T400が掲載されている。しかし、COMSOLの仕様としては、OpenGL 2.1以降に対応したGPUが条件であるため、Geforce RTX3060でも動作する可能性は高い。

参考:Graphics System Requirements ( COMSOL) ※外部サイトへ飛びます

・SIM4LIFEのメーカー情報を確認するとCUDA compute capabilityが8.6まで対応と表記されており、RTX3060が8.6であることから対応していると判断できる。

参考:System Requirements ( ZMT Zurich MedTech AG) ※外部サイトへ飛びます

上記の情報から、ご提案ではお客様が所有するRTX3060を利用する形でご提案しています。
T400とRTX3060の併用も可能ですが、ご予算に収めるためにはCPUなどのスペックを下げる必要があるため、まずはRTX3060のみを利用する形としています。

SIM4LIFEがWindows用ソフトのため、OSはお客様にてWindowsOSをインストールしていただく想定です。Windows 11への対応を考え、TPMモジュールを搭載した構成です。

本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。

 

 

 

主な仕様

CPU Xeon Processor W-2225 (4.10GHz 4コア)
メモリ 128GB REG ECC
ストレージ 1TB SSD S-ATA
ビデオ 支給品 (RTX3060予定)
ネットワーク on board (10/100/1000Base-T x1 5G x1)
筐体+電源 ミドルタワー筐体 + 850W
OS なし
その他 TPMモジュール

キーワード

・COMSOL Multiphysicsとは
COMSOL Multiphysicsは様々な物理学や工学分野など製造や科学研究のあらゆる分野で利用されるソフトウェア。設計やデバイス開発、解析などで用いられる。

参考:COMSOL ※外部サイトへ飛びます

・SIM4LIFEとは
SIM4LIFEは電磁界解析のシミュレーションソフトで、電子機器や医療機器の設計評価や電磁波解析などに利用される。

参考:SIM4LIFE (ZMT Zurich MedTech AG) ※外部サイトへ飛びます

・MATLABとは
MATLABは工学・理学・経済学など幅広い分野でのデータ解析やアルゴリズム開発、モデル作成で使用される数値解析用ソフトウェアかつ、内部で使用するプログラミング言語の名称でもある。

参考:MATLAB (MathWorks) ※外部サイトに飛びます

・Pythonとは
Pythonは、Python Software Foundation (PSF) が著作権を保持する、オブジェクト指向プログラミング言語。プログラミングの構文がシンプルなため可読性が高く、目的に応じたライブラリやフレームワークといったコンポーネントが豊富に揃っていることも特徴。プログラミングの初学者から上級者に至るまで人気の言語。

参考:Python ※外部サイトに飛びます

参考:【特集記事】プログラミング言語 Python その人気の理由は?- Python プログラミングを加速するツールたち ※弊社オウンドメディア「TEGAKARI」に飛びます

 

 

事例追加日:2023/02/02
事例No.PC-10569

この事例は掲載から時間が経過しているため内容が古い可能性があります。
用途や特徴・要件をふまえた、最新構成でのご提案をご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。

参考価格:
2,168,100

ガラス成形における流体解析

用途:流体解析シミュレーション

お客さまからのご相談内容

ガラス成形の研究を行うため、流体解析用マシンを導入したい。
できるだけコア数の多い構成を提案して欲しい。
希望するスペックは以下の通り。

・CPU:できるだけ多いコア 
・メモリ:128GB以上
・ストレージ:OS用のSSD x1とデータ用のHDD x1
・OS:Windows 11
・予算:200万円程度

テガラからのご提案

ご要望に合わせて構成を検討しました。
ご予算内でコア数を最大化するため、スペックとコストのバランスを考えてThreadripperPROを用いた構成をご提案しています。

OS用のストレージには速度を重視してM.2タイプのSSDを採用し、データ用は容量とコストのバランスからS-ATAタイプのHDDとしています。

本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

検索キーワード
ガラス成形,流体解析,マシンスペック,大容量メモリ,高速ストレージ,予算内提案,ガラス成形研究,REG ECCメモリ,高効率流体解析,スペック重視,高効率流体解析,finite element analysis,Seebeck effect,Peltier effect,Thomson effect,physics computing,Robust design,Krylov Subspace,Load Vector,nonlinear model,reinforced concrete structure,material model,concrete beam,engineering practice,nonlinear finite element modeling,cracks,static analysis

主な仕様

CPU ThreadripperPRO 5995WX (2.70GHz 64コア)
メモリ 128GB REG ECC
ストレージ1 1TB SSD M.2
ストレージ2 4TB HDD S-ATA
ビデオ NVIDIA T1000
ネットワーク on board (1GbE x1 10GBase-T x1)
筐体+電源 タワー筐体 + 1000W
OS Microsoft Windows 11 Pro 64bit

本事例はThreadripperPRO Modelをベースにしています。
スペック変更による概算価格のシミュレーションはこちらからご確認いただけます。
※RADICのモデルチェンジ等の理由により、事例の構成と同一のスペックを選択できない場合があります。
 おそれ入りますが、予めご承知おきください。

事例追加日:2022/11/24
事例No.PC-9963

この事例は掲載から時間が経過しているため内容が古い可能性があります。
用途や特徴・要件をふまえた、最新構成でのご提案をご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。

参考価格:
614,900

建造物構造解析用マシン

用途:汎用線形&非線形構造解析システム「DIANA」及び有限要素解析向けプリプロセッサ/ポストプロセッサソフトウェア「Patran」の利用

お客さまからのご相談内容

建造物の耐震性などを検証するために、DIANAやPatranを用いた構造解析を行いたい。
解析時間よりも作業時間の効率化を重要視しており、要素数や接点数が多いモデルでも快適に動作するマシンを導入したい。
予算は60~70万円程度で、現状のマシンスペックは以下の通り。

・CPU:Xeon W-2265 3.50GHz 12コア
・メモリ:64GB
・ストレージ:1TB SSD M.2
・ビデオカード:NVIDIA RTX A2000
・OS:Windows 10

テガラからのご提案

DIANA FEA社公式サイトに掲載されたハードウェア要件を参考に、ご予算に合わせた構成を検討しました。
参考:CONSIDERATIONS FOR SYSTEMS RUNNING DIANA ※外部サイトに飛びます

公式サイトのハードウェア要件では、計算用ワークステーションの推奨構成としてXeon Wを搭載した構成が掲載されています。この推奨構成は、本件の予算範囲からも丁度よい構成です。弊社からのご提案では、メーカー推奨構成を踏まえつつ、お客様のご要望に合わせてスペックを調整しています。

構成検討のポイント

「解析時間よりも作業時間の効率化を重要視しており、要素数や接点数が多いモデルでも快適に動作するマシンを導入したい」とのご要望を受け、GPUをA4000に変更。

・メーカーWEBにCPUは基本的にシングルコア性能を優先するべきという記述があるため、1コア当たりの処理能力が高い製品を選定。

・推奨CPUのXeon Wは第11世代Coreシリーズと同じアーキテクチャーであるため、GPUの搭載コストと1コアあたりの処理能力を考慮して、第12世代Core i9を選択。

なお、DIANAはGPGPUに非対応ですのでビデオカードは描画用途のみに利用されます。

本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

検索キーワード
macromodel,reinforced concrete frame,Retrofitting of RC buildings,RC Infill Walls,Dowels,有限要素解析,Soil-steel,Seismic analysis,Underground structure,Vertical Ground Motion,Near-field effects,Seismic Vulnerability Assessment,Historical Masonry Building,Damage Assessment,Fragility curves
マクロモデル,鉄筋コンクリートフレーム,RC造建物の改修,RC造壁,ダボ,有限要素解析,地盤-鋼,耐震解析,地下構造物,鉛直地動,近接場効果,地震脆弱性評価,歴史的組積造建物,被害評価,脆弱性曲線

主な仕様

CPU Core i9-12900KF (3.20GHz 8コア + 2.40GHz 8コア)
メモリ 128GB
ストレージ 1TB SSD M.2
ビデオ RTX A4000
ネットワーク on board (2.5GBase-T x1)
筐体+電源 ミドルタワー筐体 + 850W
OS Microsoft Windows 11 Pro 64bit

キーワード

・DIANAとは
DIANAはDIANA FEA社の提供する有限要素法による汎用の構造解析システム。ダムや堤防、トンネルの設計や、地下構造物、歴史的建造物、大型鉄筋コンクリート構造物などの分析で利用されています。

参考:DIANA FEA ※外部サイトに飛びます

 

・Patranとは
MSC Software社の提供する有限要素法解析 (FEA) 向けのプリプロセッサ/ポストプロセッサ ソフトウェア。
MSC Nastran、Marc、LS-DYNA、ANSYS、Pam-Crashなど多くのソルバーに対応しています。

参考:Patran (MSC Software/Hexagon) ※外部サイトに飛びます

 

・シングルコア性能とは
従来のCPUに搭載されたコアは1つのみで、クロック数を向上させることによって計算量を増やすことがCPU性能の向上を意味していました。
しかし、その方法では発熱・消費電力が増えて安定動作の面で問題があることから、近年ではクロック数ではなくコア数を増やすことによる高性能化が一般化しており、今日のCPUはそのほとんどがマルチコア化しています。
本事例における「シングルコア性能を優先」を言い換えると、複数のコアによる並列計算能力ではなく、CPU内のコア1つあたりのクロック数が高いものを優先、と考えることができます。
なお、前述のCONSIDERATIONS FOR SYSTEMS RUNNING DIANAには以下の記述があり、解析の大部分が並列ではなく順次実行されるため、シングルコアの性能が求められることがわかります。

Adding additional cores helps to reduce the analysis time but since a substantial part of the analysis is executed sequentially instead of parallel the primary focus for improving performance should be to improve the single core performance of the system.

事例追加日:2022/11/16
事例No.PC-10072

この事例は掲載から時間が経過しているため内容が古い可能性があります。
用途や特徴・要件をふまえた、最新構成でのご提案をご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。

参考価格:
657,800

COMSOL Multiphysics用マシン

用途:工学シミュレーションソフトウェア「COMSOL Multiphysics」音響モジュール・構造力学モジュール v6.0

お客さまからのご相談内容

事例No.PC-9207を見ての問い合わせ。
イヤホンやヘッドホンの開発・設計目的で、COMSOL Multiphysics用マシンの導入を検討している。
重視するポイントは動作の安定性と納期で、具体的には以下のように考えている。

・メモリ:128GBを希望 (将来的に256GBへ拡張する可能性あり)
・ストレージ:M.2タイプのSSD 512GBとS-ATAタイプのHDD 4TB
・CPU:なるべくコア数の多いもの
・予算:60万~75万円程度

テガラからのご提案

納期と安定性を重視するという条件から、納入実績が多く入手性の面でも問題のない構成を検討しました。

CPUはIntel Core Xシリーズの18コア製品を選択しています。COMSOLのサポートページにおいて、Mid-range CPUの例として挙げられているXeon Wと性能面でほぼ同一のCPUであり、絶対性能の面ではPC-9207のCPUに一歩譲りますが、その分価格も下がります。なお、本構成では18コアが最大となるため、コア数増には対応していません。

参考:What hardware do you recommend for COMSOL Multiphysics? ※COMSOLのメーカーページへ移行します

メモリに関しては、最大256GBまでの拡張に対応しています。256GB搭載でもご予算に収まりますので、メモリ容量256GBの構成でのご案内としました。

本事例はご予算にあわせた構成のため、変更を希望される場合にはお気軽にご相談ください。

 

 

 

検索キーワード
Simulation,Finite element,Voltammetry,Electroanalysis,Fracture mechanicsCrack propagation,Quasi-static,Dynamic fracture,Geosciences,Porous media,Thermo-hydro-chemical,Reactive transport,Multiphysics,Microwave processing,numerical modeling,resonant cavity

主な仕様

CPU Core i9 10980XE (3.00GHz 18コア)
メモリ 256GB
ストレージ1 500GB SSD M.2
ストレージ2 4TB HDD S-ATA
ビデオ NVIDIA T1000
ネットワーク on board(10/100/1000Base-T x1)
筐体+電源 ミドルタワー型筐体 + 850W
OS Ubuntu 20.04
事例追加日:2022/09/13

ご注文の流れ

お問い合わせフォームよりご相談内容をお書き添えの上、 お問い合わせください。
(お電話でもご相談を承っております)
弊社より24時間以内にメールにてご連絡します。
必要に応じてメールにて打ち合わせさせていただいた上で、 メール添付にてお見積書をお送りします。
お見積もり内容にご納得いただけましたら、メールにてご注文ください。
ご注文確定後、必要な部材を手配し PCを組み立てます。
(掛売りの場合、最初に新規取引票のご記入をお願いしております)
動作チェックなどを行い、納期が確定いたしましたらご連絡いたします。
(納期は仕様や製造ラインの状況により異なります)
お客様のお手元にお届けいたします (ヤマト運輸/西濃運輸)

お支払い方法

お支払い方法は、お見積もりメール・お見積書でもご案内しています。

法人掛売りのお客様
原則として、月末締、翌月末日払いの後払いとなります。
学校、公共機関、独立行政法人のお客様
納入と同時に書類三点セット(見積書、納品書、請求書)をお送りしますのでご請求金額を弊社銀行口座へ期日までにお振込み願います。
先に書面での正式見積書(社印、代表者印付)が必要な場合はお知らせください。
企業のお客様
納品時に、代表者印つきの正式書類(納品書、請求書)を添付いたします。
ご検収後、請求金額を弊社銀行口座へお支払い期日までにお振込み願います。
銀行振込(先振込み)のお客様
ご注文のご連絡をいただいた後、お振込みを確認した時点で注文の確定とさせていただきます。

修理のご依頼・サポートについて

弊社製PCの保証内容は、お見積もりメールでもご案内しています。

■お問合せ先
テガラの取り扱い製品に関する総合サポート受付のWEBサイトをご用意しております。
テガラ株式会社 サポートサイト

※お問い合わせの際には、「ご購入前」と「ご購入後」で受付フォームが分かれておりますので、ご注意ください。

メール support@tegara.com
電話 053-543-6688

■テグシスのサポートについて
保証期間内の修理について

保証期間内におけるハードウェアの故障や不具合につきましては、無償で修理いたします。
ただし、お客様による破損や、ソフトウェアに起因するトラブルなど保証規定にて定める項目に該当する場合は保証対象外となります。
保証期間経過後も、PCをお預かりしての初期診断は無料で実施しております。

無料メール相談
PCの運用やトラブルにつきまして、メールでのご相談を承ります。経験・知識の豊富な技術コンサルタントが無料でアドバイスいたします。
※調査や検証が必要な場合はお答えできなかったり、有償対応となることがあります

オプション保証サービス

「あんしん+」 もしもの時の延長保証サービス

PCのご購入時にトータル5年までの延長保証をご選択いただけます。また、ご購入後にも延長保証を申し込むことができます。
延長を申し込みいただきますと、標準保証と同等の保証を期間満了まで受けることができます。
なお、PCの仕様によっては料金が異なる場合があります。

延長保証あんしん+ ご加入のタイミング
※仕様によっては保証期間の延長ができない場合があります。

HDD返却不要サービス

保証期間内にPCのHDD(SSD)が故障した場合、通常、新品のHDDとの交換対応となり、故障したHDDはご返却いたしません。
しかしこの「HDD返却不要サービス」にご加入いただければ、保証期間内にHDD(SSD)が故障した場合には新品のHDDをご提供いたしますが、故障したHDDを引き渡していただく必要はありません。お客さまの大切なデータの入ったHDDをお手元に保管しておくことができます。

オンサイト保守サポート

故障発生時、必要に応じエンジニアスタッフが現地へ訪問し、保守対応を行うサービスです。
発送にかかる手間、時間を短縮できますので、緊急性の高い保守に最適です。

費用ご参考(目安)
本体+延長保証代金の10%~
※ 製品の性質や価格帯、条件等により異なります。
★TEGSYS オンサイト保守利用規約はこちら (pdf)
お客様のご要望をうかがい、最適なPCの構成をご提案する
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用途に応じた細かなアドバイスや迅速な対応がテガラの強みです。

上記の仕様はテガラでお客様に提案したPC構成の一例です。
掲載内容は提案当時のものであり、また使用する部材の供給状況によっては、現在では提供がむずかしいものや、部材を変更してのご提案となる場合がございます。

参考価格については、提案当時の価格(送料込・税込)になります。
ご相談時期によっては価格が異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。