事例No.PC-11326
参考価格:
541,200

長時間録画用マシン

用途:産業用カメラ画像の動画への変換・記録

お客さまからのご相談内容

産業用カメラの画像をリアルタイムでMP4に変換して動画を記録するシステムを開発している。この用途に最適なマシンの構成を提案してほしい。

長時間の録画稼働を想定しているため、できる限り耐久性が高く、長期間供給可能な構成を希望する。
また、筐体はできるだけ小さいものを希望する。可能であればスリムタワーが望ましい。

希望する条件は以下の通り。

・CPU:Core i7
・メモリ:16GB
・ストレージ:システム用256GB SATA SSD、画像保存用8TB M.2 SSD
・ネットワーク:LANポート x1
・GPU:NVIDIA Geforce GTX1650
・OS:Windows 11 Pro 64bit
・筐体:できるだけ小さい筐体

テガラからのご提案

ご希望の条件にあわせて、長期供給に対応したパーツを選択した構成をご提案しました。
マザーボード、CPUなど基幹の部品は2029年まで供給が継続される予定です。

ビデオカードの選定

ビデオカードは、ご指定のNVIDIA Geforce GTX1650を採用していますが、本製品はコンシューマー向け製品です。長期供給を重視される場合はNVIDIA RTXシリーズなどのワークステーション向けビデオカードに変更することも可能ですので、お気軽にご相談ください。

CPUの発熱と筐体の選定

また、この構成はCPUに高負荷時の発熱が相応に高いIntel Core i7-12700を搭載しており、フルハイトのビデオカードも搭載しています。そのため、容積の小さいスリムタワー型筐体を採用することが難しい構成です。
本事例では、筐体内部の排熱・冷却に配慮して、大型のCPUクーラーやフルハイトのビデオカードを搭載可能なミニタワー型筐体をご案内しています。CPU・ビデオカードの構成を変更した場合、スリムタワー型筐体への対応も可能ですので、ご希望の場合はご相談ください。

 

なお、本構成は撮影した画像をAIに学習させることで製品エラーを検出する使い方を想定しております。関連する事例として、後工程としての学習用構成 (事例No.PC-10311) や製品判定用 (事例No.PC-10540) のマシンの事例もございますので、お気軽にご相談ください。

本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
いただいた条件に合わせて柔軟にマシンをご提案いたしますので、掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

主な仕様

CPU Intel Core i7-12700 (2.10GHz 8コア+1.60GHz 4コア)
メモリ 16GB
ストレージ1 240GB SSD S-ATA 高耐久モデル
ストレージ2 8TB SSD M.2
ビデオ NVIDIA GeForce GTX1650 4GB
ネットワーク on board (2.5GbE x2)
筐体+電源 ミニタワー型筐体 + ニプロン製500W
OS Microsoft Windows 11 Professional 64bit
事例追加日:2023/10/12
事例No.PC-11095A
参考価格:
476,300

映像系データ通信&処理用マシン

用途:制御機器、映像系機器との通信、及び、データ処理

お客さまからのご相談内容

映像に関わる機器の制御や通信・データ処理を行うマシンを検討したい。
以下の条件で実現できる構成があるか教えて欲しい。

・CPU:Core i9-12900T相当で、クロックよりもL2、L3キャッシュのサイズを重視
・メモリ:16GB程度 ECCは必須ではない
・ストレージ:OS用に128GB程度のSSD、一次データ用に128GB以上のSSD 高速な読み書きを重視するため、低速なHDDは避けたい
・GPU:なしでOK
・ネットワーク:2.5Gbps以上のポート x1、1.0Gbps以上のポート x3
・外部I/F:USBタイプA x4ポート
・画面出力:HDMIもしくはDisplayPortのどちらでも良い
・電源:1日あたり8~10時間の稼働に耐えられるもの
・OS:Windows 10 IoT Enterprise LTSC 2021

テガラからのご提案

データ通信と処理を想定した構成をご提案しました。
キャッシュの大きいCPUをご希望いただきましたが、キャッシュ容量はCPUのアーキテクチャー (世代) によって構造がある程度固定的なものになり、同世代のCPUで比較するとコア数の多いCPUのキャッシュが多くなることが一般的です。また、世代が新しくなるに連れて、キャッシュの容量も増加します。
本事例では、ご連絡いただいた第12世代Core i9の後継にあたる第13世代Core i9を選択しています。
前述の通り、キャッシュ (特にL2キャッシュ) はCPUコアの配置と結びついているために単純な比較はできませんが、Core i9-12900Tの2倍以上のL2キャッシュを搭載しています。

参考:Compare 2 Intel Products ※外部サイトに飛びます

なお、2台のストレージはいずれも高耐久のSSDとしています。2台目のストレージはあえてご指定の容量よりも大きなものを採用することで、書き込み耐性に配慮しています。一般的に、SSDは容量が大きい方が書き込みが分散されるため、耐久性が向上します。

本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

主な仕様

CPU Core i9-13900 (2.00GHz 8コア + 1.50GHz 16コア)
メモリ 16GB
ストレージ1 240GB SSD S-ATA 高耐久モデル
ストレージ2 480GB SSD S-ATA 高耐久モデル
ビデオ on board (DisplayPort x1 HDMI x1 DVI-D x1 VGA x1)
ネットワーク on board (2.5GBase-T x2)
筐体+電源 4Uラックマウント型筐体 + 550W
OS Microsoft Windows 10 IoT Enterprise 2021 LTSC 64bit Highend
その他 サーバーアダプタ
ラックマウントレールキット

 

キーワード

・キャッシュとは
キャッシュメモリはCPUとメインメモリの間に設置されるメモリ。CPUが頻繁にアクセスするデータを一時的に高速な記憶域に保持することで、メインメモリへのアクセス回数を削減し、CPUの処理速度を向上させる。 キャッシュにはL1、L2、L3の階層構造があり、L1がCPUに最も近いため最も高速。キャッシュの管理はハードウェアで行われ、CPUはキャッシュの存在を意識することなく高速にデータアクセスが可能。キャッシュのサイズは小さいため、データを保持することでキャッシュヒット率を上げ、メモリアクセス待ち時間を短縮している。

 

事例追加日:2023/8/07
事例No.PC-11130
参考価格:
572,000

HSPiP対応ワークステーション (2023年07月版)

用途:Hansen Solubility Parameter in Practice (HSPiP) の利用

お客さまからのご相談内容

HSPiPの利用に適したマシンを提案して欲しい。
HSPiPのライセンス+ワークステーション本体の組み合わせでの見積もりを希望する。
また、海外製ソフトウェアの導入に不慣れなので、サポートサービスも一緒に提案して欲しい。

テガラからのご提案

HSPiPをプリインストールしたワークステーションをご提案しました。

HSPiPライセンスは、弊社ユニポス事業部にて取り扱いがございます。
ご注文の際には、ライセンス登録者様の情報 (英語表記) をお知らせください。

ご連絡いただきたい情報

Company:
Name:
e-mail:
Address:
Phone number:

※全て英語表記にてご連絡ください。

また、弊社ユニポス事業部では、海外製品を対象に独自のサポートパックをご提供しています。
PCと一緒に海外製ソフトウェアやハードウェアの導入をご検討の際には、運用計画と合わせてご検討ください。

参考:海外製品向けサポートパック 「あんしん+」って何?

本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。

 

 

 

主な仕様

CPU Core i9-13900 (2.00GHz 8コア + 1.50GHz 16コア)
メモリ 8GB
ストレージ 500GB SSD S-ATA
ビデオ NVIDIA T400 4GB (MiniDisplayPort x3)
ネットワーク on board (2.5GBase-T x1)
筐体+電源 ミニタワー型筐体 + 550W
OS Microsoft Windows 11 Professional 64bit 英語版
その他 Hansen Solubility Parameter in Practice (HSPiP)ライセンス + インストール作業 + サポートパック「あんしん+ ソフトウェア」

キーワード

・Hansen Solubility Parameter in Practice (HSPiP)とは
HSPiPは、分子の相互作用に関する物理化学的な性質である帆船溶解度パラメータ (HSP) を計算するためのソフトウェア。HSPは、分子の極性、分散力、水素結合力などを考慮して、溶媒との相互作用を予測するために使用される。HSPiPは、分子のHSPを計算するだけでなく、溶液中の混合物のHSPを推定することもでき、HSPを用いた化学物質の選定や製品設計、新規化学物質の設計など幅広く応用される。

参考:Hansen Solubility Parameter in Practice (HSPiP)
※弊社研究開発者向け海外製品調達・コンサルテーションサービス「ユニポス」のWEBサイトに飛びます

 

事例追加日:2023/07/28
事例No.PC-11056
参考価格:
342,100

サーモカメラ画像処理用マシン

用途:サーモカメラで取得した写真の画像処理

お客さまからのご相談内容

サーモカメラで撮影した写真の画像処理を行うためのPCを検討したい。
以下のスペックでの導入を検討している。

・CPU:8コア16スレッド以上
・メモリ:16GB以上
・ストレージ:OS用にSSDを希望、データ用に2TB HDDを1台
・ネットワーク:LAN x1ポート以上 1000BASE以上、ジャンボフレーム対応
・ビデオ:映像2出力 HDMI x2ポートでOK
・光学ドライブ:DVD書き込み対応
・内部I/F:PCIカード x2枚(アナログ出力とリードリレー接点出力)と
 PCI-Expressカード x1枚(デジタル入出力)が搭載可能
・筐体:横置きに対応
・その他:24時間稼働対応

テガラからのご提案

ご希望を満たす構成を検討しました。
24時間稼働を想定し、ストレージや電源ユニットは耐久性の高い製品としています。

PCIスロットの仕様

本構成のマザーボードは、PCI-Expressスロットの他にPCIスロットを3本搭載していますので、 搭載予定のカード全ての取り付けに対応しています。ただし、PCIスロットはチップセットからのブリッジ接続仕様ですので、ご承知おきください。

なお、ネットワークアダプタはジャンボフレームに対応しています。

本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。

 

 

 

主な仕様

CPU Core i7-12700 (2.10GHz 8コア + 1.6GHz 4コア)
メモリ 16GB REG ECC
ストレージ1 480GB SSD S-ATA 高耐久モデル
ストレージ2 2TB HDD S-ATA
ビデオ on board (DisplayPort x2 HDMI x2)
ネットワーク on board (10/100/1000Base-T x2)
内部I/F PCI-E Gen5.0 x16(1) Gen4.0 x4(2) Gen3.0 x1(1) PCI x3 S-ATA 6G x8 M.2 x1
筐体+電源 横置きデスクトップ筐体 + 500W
OS Microsoft Windows 10 IoT Enterprise 2021 LTSC 64bit

 

キーワード

・PCIバスとは
PCIバスはコンピュータ内の拡張カードとマザーボードを接続する規格。1990年代にIntelが開発し、幅広く使われたが、現在ではPCI-Expressに移行。PCIとPCI-Expressの間に互換性はない。

 

・ブリッジ接続とは
ブリッジ接続は、異なるネットワーク間やプロトコルを接続する機能。ブリッジングにより、異種ネットワークやデバイス間でのパケット転送が可能になる。本事例で必要とされたPCIバスは既に主流の規格ではないため、PCI-ExpressからのブリッジングでPCIカードを使用できる用になっている。注意点として、ブリッジ接続でのPCIカード利用は、マザーボードとカードの相性問題による動作不良が発生する場合がある点に注意。

 

 

事例追加日:2023/06/20

ご注文の流れ

お問い合わせフォームよりご相談内容をお書き添えの上、 お問い合わせください。
(お電話でもご相談を承っております)
弊社より24時間以内にメールにてご連絡します。
必要に応じてメールにて打ち合わせさせていただいた上で、 メール添付にてお見積書をお送りします。
お見積もり内容にご納得いただけましたら、メールにてご注文ください。
ご注文確定後、必要な部材を手配し PCを組み立てます。
(掛売りの場合、最初に新規取引票のご記入をお願いしております)
動作チェックなどを行い、納期が確定いたしましたらご連絡いたします。
(納期は仕様や製造ラインの状況により異なります)
お客様のお手元にお届けいたします (ヤマト運輸/西濃運輸)

お支払い方法

お支払い方法は、お見積もりメール・お見積書でもご案内しています。

法人掛売りのお客様
原則として、月末締、翌月末日払いの後払いとなります。
学校、公共機関、独立行政法人のお客様
納入と同時に書類三点セット(見積書、納品書、請求書)をお送りしますのでご請求金額を弊社銀行口座へ期日までにお振込み願います。
先に書面での正式見積書(社印、代表者印付)が必要な場合はお知らせください。
企業のお客様
納品時に、代表者印つきの正式書類(納品書、請求書)を添付いたします。
ご検収後、請求金額を弊社銀行口座へお支払い期日までにお振込み願います。
銀行振込(先振込み)のお客様
ご注文のご連絡をいただいた後、お振込みを確認した時点で注文の確定とさせていただきます。

修理のご依頼・サポートについて

弊社製PCの保証内容は、お見積もりメールでもご案内しています。

■お問合せ先
テガラの取り扱い製品に関する総合サポート受付のWEBサイトをご用意しております。
テガラ株式会社 サポートサイト

※お問い合わせの際には、「ご購入前」と「ご購入後」で受付フォームが分かれておりますので、ご注意ください。

メール support@tegara.com
電話 053-543-6688

■テグシスのサポートについて
保証期間内の修理について

保証期間内におけるハードウェアの故障や不具合につきましては、無償で修理いたします。
ただし、お客様による破損や、ソフトウェアに起因するトラブルなど保証規定にて定める項目に該当する場合は保証対象外となります。
保証期間経過後も、PCをお預かりしての初期診断は無料で実施しております。

無料メール相談
PCの運用やトラブルにつきまして、メールでのご相談を承ります。経験・知識の豊富な技術コンサルタントが無料でアドバイスいたします。
※調査や検証が必要な場合はお答えできなかったり、有償対応となることがあります

オプション保証サービス

「あんしん+」 もしもの時の延長保証サービス

PCのご購入時にトータル5年までの延長保証をご選択いただけます。また、ご購入後にも延長保証を申し込むことができます。
延長を申し込みいただきますと、標準保証と同等の保証を期間満了まで受けることができます。
なお、PCの仕様によっては料金が異なる場合があります。

延長保証あんしん+ ご加入のタイミング
※仕様によっては保証期間の延長ができない場合があります。

HDD返却不要サービス

保証期間内にPCのHDD(SSD)が故障した場合、通常、新品のHDDとの交換対応となり、故障したHDDはご返却いたしません。
しかしこの「HDD返却不要サービス」にご加入いただければ、保証期間内にHDD(SSD)が故障した場合には新品のHDDをご提供いたしますが、故障したHDDを引き渡していただく必要はありません。お客さまの大切なデータの入ったHDDをお手元に保管しておくことができます。

オンサイト保守サポート

故障発生時、必要に応じエンジニアスタッフが現地へ訪問し、保守対応を行うサービスです。
発送にかかる手間、時間を短縮できますので、緊急性の高い保守に最適です。

費用ご参考(目安)
本体+延長保証代金の10%~
※ 製品の性質や価格帯、条件等により異なります。
★TEGSYS オンサイト保守利用規約はこちら (pdf)
お客様のご要望をうかがい、最適なPCの構成をご提案する
「お客様だけのオーダーメイドPC」を製作しています。
用途に応じた細かなアドバイスや迅速な対応がテガラの強みです。

上記の仕様はテガラでお客様に提案したPC構成の一例です。
掲載内容は提案当時のものであり、また使用する部材の供給状況によっては、現在では提供がむずかしいものや、部材を変更してのご提案となる場合がございます。

参考価格については、提案当時の価格(送料込・税込)になります。
ご相談時期によっては価格が異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。