事例No.PC-11171
参考価格:
4,444,000

ビッグデータ処理用マシン (RTX6000 Ada x4枚まで増設可能)

用途:ビッグデータ処理、MCMC処理、Pythonによる画像処理・自然言語処理 (PyTorch、Tensorflow)

お客さまからのご相談内容

事例No.PC- 11075を見ての問い合わせ。

ビッグデータ処理やMCMC処理および、Pythonによる画像処理・自然言語処理 (PyTorch、Tensorflow) 用のマシンの導入を考えている。
用途上GPUの性能を重要視しているため、NVIDIA RTX6000 Adaを4枚搭載したいと考えている。200V環境での使用を前提とした構成でも構わない。

希望する条件は以下の通り。

・GPU:NVIDIA RTX6000 Ada x4枚
・OS:Ubuntu 22.04
・電源:200V環境用でも可
・予算:500万円以内

テガラからのご提案

お客様ご希望の条件に沿った構成をご提案しました。

NVIDIA RTX6000 Adaはワークステーション向けビデオカードとしては高額な製品のため、RTX6000 Adaを4枚搭載した場合、ご予算を大幅にオーバーしてしまいます。
そのため、ご希望のご予算範囲内にて搭載できる2枚のみを搭載した構成としています。

構成自体は最大4枚のNVIDIA RTX6000 Adaを搭載可能となるように選定しておりますので、今後のアップグレードにてRTX6000 Adaを増設することも可能です。

なお、RTX6000 Adaを4枚搭載した場合、GPUだけでもTDPが1200Wを超えてしまいます。
そのため、本構成は200V環境での運用を前提としております。

CPUに関しては、ご予算の範囲内で最もコア数が多くなるよう、第4世代Xeon Scalableシリーズ Intel Xeon Silver 4410を搭載した2CPU構成を選定しています。

CUDA利用におけるメモリ容量の考え方

メモリに関しては、CUDAを利用される場合、メモリ搭載量がVRAMの実装量を下回ることは好ましくありません。これは、処理のためVRAMにデータを転送する際、メモリをいったん経由して行われるためです。
そのため、今後RTX6000 Ada 48GBを4枚(合計VRAM:192GB)搭載することを考慮して、メモリ搭載量は256GBとしています。

 

本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
いただいた条件に合わせて柔軟にマシンをご提案いたしますので、掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。

お客様の声 AIモデル開発 環境整備のためのお役立ち情報
AIモデル開発向けマシン選定のポイント 生成AIモデル開発向けマシン選定のポイント
テグシスの延長保証サービス「あんしん+」 HDD返却不要サービス

 

 

お問い合わせ

 

主な仕様

CPU Intel Xeon Silver 4410 (2.00GHz 12コア) x2
メモリ 256GB REG ECC
ストレージ 960GB SSD S-ATA
ビデオ NVIDIA RTX6000 Ada 48GB x2 (合計4枚まで増設可能)
ネットワーク on board (10GBase-T x2)
筐体+電源 フルタワー型筐体 + リダンダント電源1800W
OS Ubuntu 22.04

キーワード

・MCMC法とは

MCMC (Markov Chain Monte Carlo) 法は、確率分布からサンプルを生成する統計的手法。MCMCは複雑な確率分布を扱うことができ、ベイズ統計や統計物理学など多くの分野で応用される。具体的なアルゴリズムには、メトロポリス法、ハミルトニアン・モンテカルロ法、ギブスサンプリングなどがある。

 

・Pythonとは
Pythonは、Python Software Foundation (PSF) が著作権を保持する、オブジェクト指向プログラミング言語。プログラミングの構文がシンプルなため可読性が高く、目的に応じたライブラリやフレームワークといったコンポーネントが豊富に揃っていることも特徴。プログラミングの初学者から上級者に至るまで人気の言語。

参考:Python ※外部サイトに飛びます

参考:【特集記事】プログラミング言語 Python その人気の理由は?- Python プログラミングを加速するツールたち ※弊社オウンドメディア「TEGAKARI」に飛びます

 

・RTX 6000 Adaとは
RTX6000 AdaはNVIDIAがリリースしたAIコンピューティング用のビデオカードであり、以下の特長を有する。

・AIワークロードに特化したハードウェア機能が搭載されている
・Tensor Coreを568基搭載しており、高速な深層学習演算が可能
・48GBのGDDR6メモリを搭載しており、大規模なデータセットを扱うことができる
・NVIDIAのソフトウェア開発キットであるCUDAやcuDNNとの高い互換性がある
・仮想化技術をサポートしており、複数の仮想マシン上でのAIワークロードの実行が可能

参考:NVIDIA RTX 6000 Ada 世代 グラフィックス カード (NVIDIA) ※外部サイトへ飛びます

事例追加日:2023/09/06
事例No.PC-11155
参考価格:
1,560,900

地理情報システムのためのSfM処理マシン (2023年08月版)

用途:3Dモデル処理ソフトウェア「ContextCapture」や「CloudCompare」などの利用

お客さまからのご相談内容

PC-10451を見ての問い合わせ。

「ContextCapture」や「CloudCompare」などのGIS系ソフトウェアが快適に使用できるワークステーションを提案してほしい。
具体的には、ContextCaptureによるSfM解析が出来るだけ高速に実行可能で、CloudCompareでの大容量点群処理がストレスなくできる仕様が望ましい。

希望する条件は以下の通り。

・OS:Windows 11 Professional 64bit
・使用するソフトウェア:ContextCapture、CloudCompare 2.12.4、Civil 3D 2022/2023、
                                                     QGIS 3.26、ArcGIS 10.2.2、iRIC Software 3.0
・予算:150万円程度

テガラからのご提案

お客様ご希望の条件に沿った構成をご提案しました。
2023年08月時点で最新のXeon W-2400シリーズを搭載した構成です。

ご予算上限に余裕がありましたので、ContextCaptureの動作につきましては、動作要件を大きく超える構成でのご提案になります。

参考:System Requirements ※外部サイトに飛びます

また、ご利用予定の各ソフトウェアの要件も満たしております。

利用ソフトウェアとGPUに関する検討ポイント

加えて、CloudCompareはWindows環境においても、描画をDirectXではなくOpenGLで制御していると思われ、公式サイト・マニュアルにもビデオカードに関する要件の記載がありません。
他のソフトウェアも含めて、コンシューマ向けビデオカードであるGeForceシリーズでの利用を想定していないという可能性が考えられましたので、GPUにはワークステーション向けのハイエンドクラスビデオカード NVIDIA RTX A5000を選択しております。
NVIDIA RTX A5000はCUDAコアを8,192基、GDDR6 VRAMを24GB搭載したハイエンド製品のため、CloudCompareでの快適な大容量点群処理が期待できます。描画性能をそこまで重視されない場合は変更も可能です。

 

搭載ストレージにつきましては、暫定的にシステム1TB M.2 SSD、データ8TB SATA HDDとしていますが、こちらもご利用予定のデータ量に合わせて変更可能です。

本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
いただいた条件やご利用予定のソフトウェアに合わせて柔軟にマシンをご提案いたしますので、掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。

 

 

 

主な仕様

CPU Intel Xeon W7-2495X (2.50GHz 24コア)
メモリ 256GB REG ECC
ストレージ1 1TB SSD M.2
ストレージ2 8TB HDD SATA
ビデオ NVIDIA RTX A5000 24GB
ネットワーク on board (2.5GbE x1, 10GbE x1)
筐体+電源 タワー型筐体 + 1000W
OS Microsoft Windows 11 Professional 64bit

 

キーワード

・ContextCaptureとは

ContextCaptureは建造物や人工物、自然の地形などを写真から自動的に3Dモデル化するソフトウェア。平面部の不要な凹凸や辺の形状表現の精度の高さなど、建設分野での利用に定評がある。

参考:ContextCapture (Bently) ※外部サイトに飛びます

・CloudCompareとは

CloudCompareは、オープンソースの3次元点群データ処理ソフトウェア。当初はレーザースキャナー等で記録した三次元点群や三角形メッシュ間の比較を行うために開発されていたが、より汎用的なソフトウェアへと進化してきた。無料で3次元点群および三角形メッシュを描画・編集することができる。

参考:CloudCompare ※外部サイトに飛びます

・Civil 3Dとは
Civil 3Dとは、Autodeskによって開発された土木・測量向けの3次元CADソフトウェア。道路・高速道路、用地開発、鉄道などの設計・建設プロジェクトのワークフローを高速化する機能を備えている。

参考:Autodesk Civil 3D※外部サイトに飛びます

・QGISとは
QGISは、QGIS Development Teamにより開発されたオープンソースのGISソフトウェア。ArcGISに似たインターフェイスで空間データの可視化・編集・解析に対応している。機能面はArcGISと比較して限定的だが、無料で利用できる点とコミュニティサポートから個人・教育目的での利用に適しており、世界的に利用されている。

参考:QGIS フリーでオープンソースの地理情報システム ※外部サイトに飛びます

・ArcGISとは
ArcGISは地理情報システム(GIS)の代表的なソフトウェアプラットフォームである。地理データの収集・管理・解析・可視化を行うことができ、世界の多くの組織でGISとして利用されている。デスクトップ製品としてArcGIS ProやArcMap、サーバー製品としてArcGIS Enterprise、開発者向けにAppStudioやArcGIS API for Python、モバイルではArcGIS QuickCaptureやExplorerなどがある。世界中の行政機関や企業でGISとして広く利用されている。

参考:ArcGIS とは? (ESRI) ※外部サイトに飛びます

・iRIC Softwareとは
iRIC(International River Interface Cooperative)Softwareは、水工学に係る数値シミュレーションのプラットフォーム。同名の団体であるiRICによって開発されており、無償で利用することができる。河川の流れ・河床変動解析ソフトウェアとして開発が始まったが、氾濫や流出、津波、土石流モデルなどの様々な数値シミュレーションモデルに対応している。

参考:iRIC | 河川の流れ・河床変動解析ソフトウェア外部サイトに飛びます

・OpenGLとは
OpenGLは、ハードウェアの持つ2D/3DCG関連の演算機能/描画機能を支援するためのライブラリ。
様々な描画デバイスに対応したグラフィック用APIのオープン標準規格。

 

事例追加日:2023/08/24
事例No.PC-11148
参考価格:
998,800

COMSOL Multiphysics用マシン (2023年08月版)

用途:CFD、プラズマ、粒子追跡モジュールと時間依存ソルバーの利用

お客さまからのご相談内容

事例No.PC-10741を見ての問い合わせ。
COMSOL Multiphysics用ワークステーションの導入を考えている。
CFD、プラズマ、粒子追跡モジュールを使用しており、三次元かつ時間依存ソルバーでシミュレーションできるようにしたい。

希望する条件は以下の通り。

・CPU:AMD Ryzen Threadripper PRO 5955WX
・メモリ:256 GB (32GB×8)
・使用するソフトウェア:COMSOL Multiphysics
・予算:100万円以内

 

テガラからのご提案

お客様ご希望の条件に沿った構成をご提案しました。

事例No.PC-10741の構成をベースとして、ご予算の範囲内で現行のハードウェアに落とし込んだスペックです。

三次元処理をご予定ですので、ミドルクラスのワークステーション向けビデオカード NVIDIA RTX A2000 12GBを採用しています。
必要なスペックに合わせて、ビデオカードを変更することも可能です。
搭載ストレージにつきましては、1TB S-ATA SSDとしていますが、こちらもご利用予定のデータ量に合わせて変更可能です。

本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
お客様の条件に合わせて柔軟にお見積もりをご提案しておりますので、掲載内容とは異なる用途/予算でも、お気軽にご相談ください。

お客様の声
テグシスの延長保証サービス あんしん+ HDD返却不要サービス

 

 

 

主な仕様

CPU Ryzen ThreadripperPRO 5955WX(4.00GHz 16コア)
メモリ 256GB REG ECC
ストレージ 1TB SSD S-ATA
ビデオ NVIDIA RTX A2000 12GB
ネットワーク on board (1GbE x1, 10GBase-T x1)
筐体+電源 タワー型筐体 + 1000W
OS Microsoft Windows 11 Professional 64bit

キーワード

・COMSOL Multiphysicsとは
COMSOL Multiphysicsは様々な物理学や工学分野など製造や科学研究のあらゆる分野で利用されるソフトウェア。設計やデバイス開発、解析などで用いられる。

参考:COMSOL ※外部サイトへ飛びます

事例追加日:2023/08/04
事例No.CD-2327B
参考価格:
1,861,200

Gromacsによる 合計64コアCPUの数値計算用WS

用途:Gromacsによる分子動力学シミュレーション計算

事例No.CD-2327の後継として検討した事例です。
分子動力学シミュレーションソフトGromacsで数値計算を行うWSの構成例です。

32コアのXeonを2基搭載した合計64コアで、並列処理が少ない場合には、TurboBoostによるクロック上昇も期待できます。
また,ECCメモリを合計256GBを搭載しており、長期間に及ぶ計算も想定しています。

CD-2327のような旧世代の大型ワークステーションをご利用中のお客様には、性能の向上をより強く実感していただける構成です。

 

 

 

検索キーワード
材料計算,計算化学,計算機,HPC,高性能計算,Gromacs,第一原理計算,ケモインフォマティクス,量子化学計算,分子動力学計算,分子動力学シミュレーション,アプリケーションソフト,Xeon,Linux,Ubuntu,並列計算,スーパーコンピュータ,サーバー,ワークステーション

主な仕様

CPU Xeon Gold 6430 (2.10GHz 32コア) x2
メモリ 256GB REG ECC
ストレージ 1TB SSD S-ATA
ビデオ NVIDIA T400 4GB (MiniDisplayPort x3)
ネットワーク on board (10GBase-T x2)
筐体+電源 タワー型筐体 + 1000W
OS Ubuntu 22.04
事例追加日:2023/07/28

ご注文の流れ

お問い合わせフォームよりご相談内容をお書き添えの上、 お問い合わせください。
(お電話でもご相談を承っております)
弊社より24時間以内にメールにてご連絡します。
必要に応じてメールにて打ち合わせさせていただいた上で、 メール添付にてお見積書をお送りします。
お見積もり内容にご納得いただけましたら、メールにてご注文ください。
ご注文確定後、必要な部材を手配し PCを組み立てます。
(掛売りの場合、最初に新規取引票のご記入をお願いしております)
動作チェックなどを行い、納期が確定いたしましたらご連絡いたします。
(納期は仕様や製造ラインの状況により異なります)
お客様のお手元にお届けいたします (ヤマト運輸/西濃運輸)

お支払い方法

お支払い方法は、お見積もりメール・お見積書でもご案内しています。

法人掛売りのお客様
原則として、月末締、翌月末日払いの後払いとなります。
学校、公共機関、独立行政法人のお客様
納入と同時に書類三点セット(見積書、納品書、請求書)をお送りしますのでご請求金額を弊社銀行口座へ期日までにお振込み願います。
先に書面での正式見積書(社印、代表者印付)が必要な場合はお知らせください。
企業のお客様
納品時に、代表者印つきの正式書類(納品書、請求書)を添付いたします。
ご検収後、請求金額を弊社銀行口座へお支払い期日までにお振込み願います。
銀行振込(先振込み)のお客様
ご注文のご連絡をいただいた後、お振込みを確認した時点で注文の確定とさせていただきます。

修理のご依頼・サポートについて

弊社製PCの保証内容は、お見積もりメールでもご案内しています。

■お問合せ先
テガラの取り扱い製品に関する総合サポート受付のWEBサイトをご用意しております。
テガラ株式会社 サポートサイト

※お問い合わせの際には、「ご購入前」と「ご購入後」で受付フォームが分かれておりますので、ご注意ください。

メール support@tegara.com
電話 053-543-6688

■テグシスのサポートについて
保証期間内の修理について

保証期間内におけるハードウェアの故障や不具合につきましては、無償で修理いたします。
ただし、お客様による破損や、ソフトウェアに起因するトラブルなど保証規定にて定める項目に該当する場合は保証対象外となります。
保証期間経過後も、PCをお預かりしての初期診断は無料で実施しております。

無料メール相談
PCの運用やトラブルにつきまして、メールでのご相談を承ります。経験・知識の豊富な技術コンサルタントが無料でアドバイスいたします。
※調査や検証が必要な場合はお答えできなかったり、有償対応となることがあります

オプション保証サービス

「あんしん+」 もしもの時の延長保証サービス

PCのご購入時にトータル5年までの延長保証をご選択いただけます。また、ご購入後にも延長保証を申し込むことができます。
延長を申し込みいただきますと、標準保証と同等の保証を期間満了まで受けることができます。
なお、PCの仕様によっては料金が異なる場合があります。

延長保証あんしん+ ご加入のタイミング
※仕様によっては保証期間の延長ができない場合があります。

HDD返却不要サービス

保証期間内にPCのHDD(SSD)が故障した場合、通常、新品のHDDとの交換対応となり、故障したHDDはご返却いたしません。
しかしこの「HDD返却不要サービス」にご加入いただければ、保証期間内にHDD(SSD)が故障した場合には新品のHDDをご提供いたしますが、故障したHDDを引き渡していただく必要はありません。お客さまの大切なデータの入ったHDDをお手元に保管しておくことができます。

オンサイト保守サポート

故障発生時、必要に応じエンジニアスタッフが現地へ訪問し、保守対応を行うサービスです。
発送にかかる手間、時間を短縮できますので、緊急性の高い保守に最適です。

費用ご参考(目安)
本体+延長保証代金の10%~
※ 製品の性質や価格帯、条件等により異なります。
★TEGSYS オンサイト保守利用規約はこちら (pdf)
お客様のご要望をうかがい、最適なPCの構成をご提案する
「お客様だけのオーダーメイドPC」を製作しています。
用途に応じた細かなアドバイスや迅速な対応がテガラの強みです。

上記の仕様はテガラでお客様に提案したPC構成の一例です。
掲載内容は提案当時のものであり、また使用する部材の供給状況によっては、現在では提供がむずかしいものや、部材を変更してのご提案となる場合がございます。

参考価格については、提案当時の価格(送料込・税込)になります。
ご相談時期によっては価格が異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。