事例No.PC-8369
参考価格:
438,900

干渉SAR解析用マシン

用途:地震動のスペクトル解析、干渉SAR解析、GISの利用

お客さまからのご相談内容

地震の研究解析のため、解析用のマシンを導入したい。
現時点では下記の解析を予定しており、将来的には地熱系のシミュレーションを行う可能性がある。

・地震動のスペクトル解析
・干渉SAR解析
・GIS

また、希望するスペックや条件は以下の通り。

・CPU:Core i9-10900K (3.7GHz 10コア)
・メモリ:64GB
・ストレージ:1TB以上
・OS:Windows
・予算:50万円未満

使用しているGISは「QGIS」だが、あまり高度な処理は行わない。地図の重ね合わせ程度の作業を予定している。
想定している処理にどの程度のビデオカードが必要なのかわからないが、ローエンド品でも問題ないのではないかと考えている。

テガラからのご提案

ご要望に合わせて、構成をご提案しました。

想定している干渉SAR解析作業ではメモリ容量が32GB以上必要とのことでしたので、倍の64GBを初期容量としています。本構成は追加で64GB増設できますので、最大128GBまでのメモリ容量に対応しています。

GISを利用する場合、ビデオカードにはある程度のスペックが要求される場合があります。
ご利用予定のQGISは高スペックを要求するソフトではなく、ビデオカードも重要視されないため、最低限のカードを追加した構成としています。

ただし、最近のオンボードビデオは数年前のローエンドビデオカード程度の能力があるため、QGISの利用がメインでない場合には、一度オンボードのビデオ出力で利用してみて、処理性能面で厳しいようであればビデオカードの追加を検討するのが良いかと存じます。

本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。

 

主な仕様

CPU Core i9-13900K (3.00GHz 16コア)
メモリ 64GB
ストレージ1 500GB SSD S-ATA
ストレージ2 1TB SSD S-ATA
ビデオ NVIDIA T400
ネットワーク on board (2.5GBase-T x1) Wi-Fi x1
筐体+電源 ミドルタワー筐体 + 850W
OS Microsoft Windows 11 Pro 64bit

■FAQ

・スペクトル解析とは
信号の波形を周波数として解析する手法。波である信号が、どのようなスペクトル(周波数成分)なのかを表す。

 

・干渉SAR解析とは
干渉SAR (Interferometric SAR/InSAR) 宇宙から地球表面の変動を監視する技術。広域にわたり変化を数cmレベルで算出することができるため、地震による地殻変動や地盤沈下などの調査に用いられる。

 

・QGISとは
地理空間情報データの閲覧や編集、分析機能を持つクロスプラットフォームのオープンソースソフト・GISソフト。無料でありながら、優れた機能・操作性を持つ。

参考:QGIS フリーでオープンソースの地理情報システム ※外部サイトに飛びます

 

 

事例追加日:2022/12/22
事例No.PC-10451
参考価格:
1,774,300

地理情報システムのためのSfM処理マシン

用途:3Dモデル処理ソフトウェア「Metashape」や「ContextCapture」の利用

お客さまからのご相談内容

地理情報システムのサービス提供のため、MetashapeContextCaptureなどのSfM処理ソフトを用いて、大量かつ高解像度の写真 (1億5000万画素程度) の処理を行いたい。そのためのワークステーションを提案して欲しい。
SfM処理の他には、高密度点群の3Dデータ編集や3Dモデリング、CAD処理なども行う予定がある。

希望するスペックは以下の通り。

・CPU:Xeon Goldクラス以上 コア数は未定
・メモリ:128GB ECC 以上
・OS用ストレージ:1TB SSD M.2以上にOSをインストール
・データ用ストレージ:データは外部NASに保存するので、容量は少なくて良い
・ビデオカード:未定
・予算:200万円程度

テガラからのご提案

ご連絡いただいた条件を元に、構成を検討しました。
CPU選定でのポイントは以下のとおりです。

■Point

・MetashapeやContextCaptureにおいて、CPUはある程度の並列数でスケールしなくなる。

・予定ソフトの利用を考えた場合、Xeon Goldのように「動作クロックは高くないがコア数が多いCPU」は、「コア数は少ないが1コアあたりのクロック数が高いCPU」よりも処理が遅くなると考えられる。

上記を踏まえつつ、本件では扱う画像データが大きいことから、「128GB以上のメモリの搭載+CPUスペック」のバランスを考慮して、Xeon WシリーズのCPUを用いた構成をご提案しました。

また、ご利用予定のソフトはどちらもある程度のGPU能力が必要となります。
当初はGeforce RTX3090を採用した構成のご案内を想定していましたが、使用するCADの要件を確認した上で、OpenGL対応のビデオカードに変更しています。

本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。

主な仕様

CPU Xeon W-2295 (3.00GHz 18コア)
メモリ 256GB
ストレージ1 1TB SSD M.2
ストレージ2 2TB HDD S-ATA
ビデオ NVIDIA RTX A6000
ネットワーク on board (10/100/1000Base-T x1 5G x1)
筐体+電源 ミドルタワー筐体 + 850W
OS Microsoft Windows 11 Pro 64bit

■FAQ

・Metashapeとは
Metahsapeは、写真 (静止画像) から高品質な3Dモデルを構築できるソフトウェア。
基本的な機能を搭載したStandard Editionと、より多くの機能を搭載するProfessional Editionが存在し、 Professional版では航空写真などから3次元GISコンテンツを作成することも可能。
Metashapeライセンスはユニポスにて取り扱っています。

参考:Metashape (Agisoft) ※弊社研究開発者向け海外製品調達・コンサルテーションサービス「ユニポス」のWEBサイトに飛びます

 

・ContextCaptureとは
ContextCaptureは建造物や人工物、自然の地形などを写真から自動的に3Dモデル化するソフトウェア。
平面部の不要な凹凸や辺の形状表現の精度の高さなど、建設分野での利用に定評がある。

参考:ContextCapture (Bently) ※外部サイトに飛びます

 

・OpenGLとは
OpenGLは、ハードウェアの持つ2D/3DCG関連の演算機能/描画機能を支援するためのライブラリ。
様々な描画デバイスに対応したグラフィック用APIのオープン標準規格。

検索キーワード
unmanned aerial vehicle,drone,Metashape,Agisoft,Fotogrametria,Photogrammetry,point cloud filter,forest monitoring,DSM generation,GIS,Mesh

事例追加日:2022/11/21
事例No.PC-9164

この事例は掲載から時間が経過しているため内容が古い可能性があります。
用途や特徴・要件をふまえた、最新構成でのご提案をご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。

参考価格:
1,075,800

3D点群データ編集・加工用マシン

用途:ArcGIS Pro ver.2.6以降、3D点群データ

お客さまからのご相談内容

ArcGIS Pro ver.2.6以降を用いて3D点群データの編集・加工を行いたい。
CPUの候補はXeon Silver 4214R程度を考えており、ストレージはシステム用にSSD 2TBと作業用にSSD 2TB、保存用にHDD 10TBを想定。
USBポートは8ポート程度が理想。GPUは RTX5000を搭載したい。

テガラからのご提案

ご希望のXeon Silver 4214Rは、ArcGIS Pro用としてはコア数に比べて動作クロックが低いと考えられるため、W-2265を用いた構成にてご提案しました。 ご指定のGPUであるRTX5000は終息情報が出ているため、後継のA5000としています。 その他のスペックはお客様のご指定に合わせた内容としていますので、スペックの変更はお気軽にご相談ください。

検索キーワード
Dams,environmental assessment,Flood,GIS,Pedagogy,Railway,Terrain,Road,map,river,Unmanned Aircraft Systems, reservoir,remote sensing

主な仕様

CPU Xeon Processor W-2265 (3.50GHz 12コア)
メモリ 128GB
ストレージ1 2TB SSD M.2
ストレージ2 2TB SSD S-ATA
ストレージ3 10TB HDD S-ATA
ビデオ NVIDIA RTX A5000 24GB
ネットワーク on board (10/100/1000Base-T x2)
筐体+電源 4Uラックマウント筐体 + 1000W
OS Windows 10 Professional 64bit

 

本事例はRADIC 1CPU Modelをベースにしています。
スペック変更による概算価格のシミュレーションはこちらからご確認いただけます。
※RADICのモデルチェンジ等の理由により、事例の構成と同一のスペックを選択できない場合があります。
 おそれ入りますが、予めご承知おきください。

事例追加日:2021/08/17
事例No.PC-9006

この事例は掲載から時間が経過しているため内容が古い可能性があります。
用途や特徴・要件をふまえた、最新構成でのご提案をご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。

参考価格:
724,900

森林3D地図作成システム用マシン

用途:Digital Forest、森林計測

お客さまからのご相談内容

森林3D地図作成システム「Digital Forest」を使用するためのマシンを希望。
3Dレーザースキャナおよびカラーカメラによる森林計測の測定結果を解析し、樹木個体の位置情報とその個体サイズを目録のように管理する用途だが、システム側の動作要件が示されていないため最適な構成を検討することができない。そのため、システムの利用に適した構成を確認の上、見積もって欲しい。
予算は80万円程度を想定。

テガラからのご提案

ご利用予定の3D地図作成システムについては動作要件が不明でしたので、お客様の了承を得た上でソフトメーカー様へコンタクトを取り、必要スペックを確認しました。その上で、ご予算上限に近いスペックで検討した構成となります。

システム側は、ほとんどのマシンで動作するものではありつつも、基本スペックが高いほど処理能力が向上し、特にCPUコア数とSSDの速度が重要となります。そのため、ご予算内で可能な限りスペックを向上させてご提案しています。
ストレージについては、OS用とデータ用の両方をSSDとしており、OS用SSDはNVMeタイプです。そのため、Cドライブにデータをおいて利用する形が速度面で最もメリットがありますが、容量との兼ね合いにもなるため運用方法と照らし合わせてご検討ください。

検索キーワード
Dams,environmental assessment,Flood,GIS,Pedagogy,Railway,Terrain,Road,map,river,Unmanned Aircraft Systems,
reservoir,remote sensing

主な仕様

CPU Ryzen Threadripper3 3960X (3.80GHz 24コア)
メモリ 64GB
ストレージ1 2TB SSD M.2
ストレージ2 4TB SSD S-ATA
ビデオ Quadro T1000
ネットワーク on board (10Gigabit x1 / 2.5Gigabit x1)
筐体+電源 ミドルタワー筐体 +850W
OS Windows 10 Professional 64bit

 

事例追加日:2021/07/21
お客様のご要望をうかがい、最適なPCの構成をご提案する
「お客様だけのオーダーメイドPC」を製作しています。
用途に応じた細かなアドバイスや迅速な対応がテガラの強みです。

上記の仕様はテガラでお客様に提案したPC構成の一例です。
掲載内容は提案当時のものであり、また使用する部材の供給状況によっては、現在では提供がむずかしいものや、部材を変更してのご提案となる場合がございます。

参考価格については、提案当時の価格(送料込・税込)になります。
ご相談時期によっては価格が異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。