- 事例No.PC-10074
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この事例は掲載から時間が経過しているため内容が古い可能性があります。
用途や特徴・要件をふまえた、最新構成でのご提案をご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。参考価格:
1,333,200円レンズ設計用マシン
用途:光学設計ソフトウェア「Zemax OpticStudio」の利用お客さまからのご相談内容
液晶ディスプレイの研究開発を目的として、光学設計ソフトウェア「Zemax OpticStudio」が高速に動作するマシンを導入したい。具体的には、レンズの設計やバックライト技術のシミュレーションでの利用を想定している。
現在使用中のマシンはRyzen Threadripper3 3970Xで、新しいマシンはそれと同等もしくは同等以上の性能を希望する。 具体的な条件は以下の通り。
・CPU:32コア以上 (Zemaxは32コアで最適な動作をすると聞いたため)
・メモリ:128GB
・ストレージ:SSD 1TB
・グラフィック:Geforce GTX1650と同程度
・予算:140万円以下テガラからのご提案
ご予算の範囲で構成を検討し、ご提案しました。
構成検討のポイント
・ご提案時点でThreadripper3 3970Xは終息のため、新しい世代のCPUを選定。
・ビデオカードは、ご提案時点で入手性の良いGTX1660Superを選定。また、お客様からご連絡いただいた「Zemaxは32コアで最適な動作をする」については、以下の見解をお伝えしています。
Zemaxは64スレッドを超えるとプロセッサーグループでコアが分かれてしまうため、64スレッド以上に対応しません。
現行のCPUは仮想スレッドもありますので、 32コア + 32コア仮想スレッド で 合計64スレッド が上限になることに関連する情報と思われます。
仮に、少しでも処理理速をUPさせたい場合は、64コア搭載のCPUを採用し、仮想スレッドをオフにする方法が考えられますが、コスト差に見合うだけの速度UPにはつながらないと考えられます。参考:OpticStudio の実行に必要なコンピュータ (Zemax) ※外部サイトに飛びます
本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。主な仕様
CPU AMD Ryzen ThreadripperPRO 5975WX (3.60GHz 32コア) メモリ 128GB ストレージ 1TB SSD S-ATA ビデオ Geforce GTX1660S ネットワーク on board (1GbE x1 10GBase-T x1) 筐体+電源 ミドルタワー筐体 + 1000W OS Microsoft Windows 11 Pro 64bit キーワード
・Zemax OpticStudioとは
Zemax OpticStudio (ゼマックス オプティックスタジオ) はZemax,LLC社の開発した光学設計解析ソフトウェア。内視鏡の光学設計や光ファイバーの開発設計、照明機器や照明設計の研究開発など、多方面で利用されています。
直感的なユーザーインターフェースにより、光学系の設計やシミュレーションを効率的に行うことができます。・プロセッサーグループとは
CPUを安定動作させるための制限。
1つのプロセスがCPU全てを使ってしまうことがないように、リソースを制限する手段です。・仮想スレッドとは
仮想スレッドとは、1つのコアをOSから2つ以上あるように見せかけたもの。
昨今のCPUでは1つのCPUコアに複数のスレッドを割り当てる仕様の物が多く、CPUコアの利用率を高める働きをしています。
スレッドはCPUコアを利用する単位であり、スレッド数が多いほどCPUは多くの命令を実行できるというメリットがあります。事例追加日:2022/11/04
- 事例No.PC-10449
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878,900円機構解析用マシン
用途:機構解析 (運動解析) 用CAEソフトウェア「RecurDyn」及び「Matlab」の利用お客さまからのご相談内容
機構解析(運動解析)用CAEソフトウェア「RecurDyn」と「Matlab」を使用するためのマシンが欲しい。希望する要件は以下の通り。
・予算は100万円以下
・計算速度を重視するテガラからのご提案
ご予算100万円の範囲でご提案しました。
構成検討のポイント
・RecurDynはCPUコア数が多すぎても計算速度に対して効果がない可能性がある。
・RecurDyn単体ではGPUアクセラレートを行っていない。参考:RecurDyn ServicePack (FunctionBay) ※外部サイトに飛びます
上記の点から、
・Matlabでコア数が有効な使い方・コードであるか。
・GPUアクセラレートを利用しているか。次第で適切な構成が異なるため、お客様にはMatlab側の利用状況をご確認いただきました。
お客様からの質問・要望
・SMP (並列処理計算)というツールを使っているが、それでもコア数の増加は効果的ではないのか?
参考:SMP 並列処理計算※外部サイトに飛びます
SMPのメーカーページには「8コア、16コアの並列処理計算(SMP)に対応する」との記載があるため、逆説的に最大16コアで設定するのが良いと判断しました。そのため、CPUは高性能コア 8コア+高効率コア 8コア仕様の「Core i9-12900K」を採用しています。
8コア計算は高性能コアで、16コア計算の場合は高性能コア+高効率コアを使用して対応します。
・MATLABの利用では、コア数を気にした使い方・コードの書き方はしていないが、将来的にはビッグデータの解析を行いたい。その際に計算速度ができるだけ速くなるようにしたい。
解析用途で利用されることの多い「R」や「SPSS」等は、標準ではCPUの並列化はあまり活用されていないのが現状です。並列化を使用することはできますが、コア数が多いほど効率が良い…といったものではありません。そのため、ご提案のコア仕様でも問題はないものと考えます。
一方、将来的にビッグデータ解析を予定している場合は、ストレージ容量・速度面のグレードアップを推奨します。なお、お客様からはCADも利用するとのお話をいただいたため、ビデオカードにはA2000を選定しています。
本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。主な仕様
CPU Core i9-12900K (3.20GHz 8コア + 2.40GHz 8コア) メモリ 128GB ストレージ1 2TB SSD M.2 ストレージ2 4TB SSD S-ATA ストレージ3 4TB SSD S-ATA ビデオ RTX A2000 ネットワーク on board (2.5GBase-T x1) 筐体+電源 ミドルタワー筐体 + 1000W OS Microsoft Windows 11 Pro 64bit キーワード
・RecurDynとは
RecurDyn (リカーダイン)は機械システムの運動メカニズムを評価するための機構解析 (運動解析) 用のCAEソフトウェア。もともとは戦車の履帯開発などで使用されていたものが民間向けに商用化され、建設重機メーカーに利用されるようになり、その後精密機械の解析にも対応したことで、自動車やロボットの分野にも広まった。参考:RecurDyn ※外部サイトに飛びます
・「高性能コア」「高効率コア」とは
インテル第12世代デスクトップ向けCPUであるAlder Lakeに搭載されたコアの種類。
高性能コア(Golden Cove Performance Core:Pコア)は処理パフォーマンスを重視しており、高効率コア(Gracemont Efficiency Core:Eコア)は電力効率を重視。Core i9-12900Kの場合、それぞれのコアのスペックは以下の通り。高性能コア (Pコア) :3.2GHz~5.2GHz 8コア16スレッド
高効率コア (Eコア) :2.4GHz~3.9GHz 8コア8スレッド事例追加日:2022/11/04
- 事例No.PC-10454
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559,900円反応経路計算用マシン
用途:原子・分子スケール構造モデリングソフトウェア「Winmostar」の利用お客さまからのご相談内容
合金触媒の研究用途でマシンの新規導入を検討している。最適な構成を提案して欲しい。
・WinmostarでQuantum Espressoを使い、表面電子状態の計算や反応種 (プロピレンや水素等) が吸着した系の計算、NEB法による反応経路の計算などの実施を想定している。
・金属化合物を使用しているため、中にはユニットセル内の原子が10個を超えるものもある。
・予算申請のための見積もりなので具体的な予算は決まっていないが、ひとまずは50万円程度を想定している。テガラからのご提案
ご予算50万円に近い金額で検討した構成を検討し、ご提案しました。
構成検討のポイント
・Quantum Espressoは公式のCPUベンチマークデータが公開されている。
・AMD系の多コアCPUが性能面で有利。
・ベンチマークリスト内でご予算内で対応できるCPUは、Ryzen9 5900X 12コアやRyzen9 5950X 16コアが該当する。※参考:Performance Metrics (Quantum Espresso) ※外部サイトに飛びます
ご提案では、ベンチマークリストに掲載されたCPUよりも新しい世代の製品を採用しているため、より高いスコアを狙えると判断しました。
検索キーワード
反応経路計算,原子・分子スケール構造モデリング,Winmostar利用,QuantumESPRESSO,合金触媒研究,最適構成提案,金属化合物,NEB法,プロピレン,水素,表面電子状態計算,ベンチマークデータ,ハイパフォーマンス計算,分子動力学シミュレーション,量子化学計算,ユニットセル,ワークステーション提案,予算内構成,ミドルタワー筐体,分子モデリングソフトウェア
主な仕様
CPU AMD Ryzen9 7950X (4.50GHz 16コア) メモリ 128GB ストレージ 2TB SSD S-ATA ビデオ NVIDIA T400 ネットワーク on board (10/100/1000Base-T x1 筐体+電源 ミドルタワー筐体 + 850W OS Microsoft Windows 11 Pro 64bit キーワード
・Winmostarとは
Winmostar (ウインモスター) は原子・分子スケール構造モデリングソフトウェア。量子化学計算 / 分子動力学計算 / 個体物理計算などに対応しており、GUIでのシミュレーションを行うことができます。※参考:Winmostar ※外部サイトに飛びます
・Quantum Espressoとは
Quantum ESPRESSO (クオンタムエスプレッソ) は、GNU General Public Licenseで無料配布されているオープンソースソフトウェア。第一原理電子状態計算プログラム。※参考:Quantum Espresso ※外部サイトに飛びます
事例追加日:2022/10/22
- 事例No.PC-10489
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この事例は掲載から時間が経過しているため内容が古い可能性があります。
用途や特徴・要件をふまえた、最新構成でのご提案をご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。参考価格:
1,580,700円分子構造解析用マシン
用途:科学計算用ソフトウェア「Gaussian」「Gaussview」の利用お客さまからのご相談内容
化学品の研究開発で素材の分子構造解析を行うため、Gaussian/Gaussviewの利用に適したマシンを導入したい。
ハード面では下記の条件を満たせば購入先にこだわりはないので、サポート対応してくれるメーカーから購入したい。CPU:コア数が32以上であり、Xeon Gold 5220以上のスコアを持つIntel製CPU
メモリ:128GB以上 (拡張性のあることが望ましい)
Cドライブ:1TB以上のSSD
Dドライブ:1TB以上のSSD
GPU:NVIDIA Quadro P620以上のスペックで計算用途に用いられるNVIDIA製品
保守点検費用も含むテガラからのご提案
【CPUについて】
第3世代のXeon Goldを2基搭載して、合計32コアを実装しました。構成検討のポイント
・1つのCPUで32コア以上の製品も選択できるが、2CPU構成にした時よりもコストが上昇する場合がある。
・本事例ではコストとスペックのバランスを考慮した上で2CPU構成を採用。
・2CPU構成の場合、メモリスロットが増えるため増設の余地が大きくなる点がメリット。ご提案ではひとまずとして条件の下限である32コアとしていますが、より多くのコア数が必要な場合にはご相談ください。
【メモリについて】
メモリは出荷時点の構成で空きスロットが8つあります。構成検討のポイント
・搭載しているものと同じメモリを増設することで合計256GBまで増設可能。
・初期搭載のメモリを取り外して換装すれば、最大2TBまで拡張可能。【ビデオカードについて】
ビデオカードは現行のラインナップで指定条件に近いT1000を選択しています。成検討のポイント
・「計算用途に用いられる」の指す意味によってカードの選定基準は異なる。
→「ワークステーション向けビデオカード」の意味であれば、T1000で問題はない。
→「GPGPUに用いられるビデオカード」の意味であれば、T1000では性能不足。GPGPU利用を想定する場合には、適したビデオカードを選定しますので、ご相談ください。
サポートについて
保守点検に関しては、お問い合わせ時点で詳細なご要望を頂戴していませんでしたので、たたき台として「あんしん+ 5年間引き取り修理」を加えた内容でのご案内としました。
弊社の基本的な保証は引き取り修理対応となりますが、オンサイト保守やTeamViewerを利用したリモートサポートなど、お客様のご要望に合わせて保証をカスタムすることが可能です。
納入時の設置や動作確認などに関してもご相談を承っていますので、気兼ねなくお問い合わせください。検索キーワード
第一原理手法,全電子計算手法,密度汎関数理論(Density functional theory: DFT),コーン・シャム方程式,Kohn-Sham,量子化学,マテリアルズインフォマティクス,マテリアルインフォマティクス,高精度物性予測モデル,新素材開発,新物質・新材料探索,ソルバ,分子構造解析,質量分析計,タンデム質量分析計,LC-MS,GC-MS,イオンモビリティ質量,イメージング質量分析計主な仕様
CPU Xeon Goldr 6326 (2.90GHz 16コア) x2 メモリ 128GB ストレージ1 1TB SSD S-ATA ストレージ2 1TB SSD S-ATA ビデオ NVIDIA T1000 ネットワーク on board (1000Base-T x2) 筐体+電源 タワー筐体 + 850W OS Microsoft Windows 11 Pro 64bit その他 TPMモジュール
「あんしん+」 5年間引き取り修理事例追加日:2022/10/22
ご注文の流れ
お問い合わせフォームよりご相談内容をお書き添えの上、 お問い合わせください。 (お電話でもご相談を承っております) |
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弊社より24時間以内にメールにてご連絡します。 | |
必要に応じてメールにて打ち合わせさせていただいた上で、 メール添付にてお見積書をお送りします。 | |
お見積もり内容にご納得いただけましたら、メールにてご注文ください。 ご注文確定後、必要な部材を手配し PCを組み立てます。 (掛売りの場合、最初に新規取引票のご記入をお願いしております) |
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動作チェックなどを行い、納期が確定いたしましたらご連絡いたします。 (納期は仕様や製造ラインの状況により異なります) |
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お客様のお手元にお届けいたします (ヤマト運輸/西濃運輸) |
お支払い方法
お支払い方法は、お見積もりメール・お見積書でもご案内しています。
法人掛売りのお客様 |
原則として、月末締、翌月末日払いの後払いとなります。 |
学校、公共機関、独立行政法人のお客様 |
納入と同時に書類三点セット(見積書、納品書、請求書)をお送りしますのでご請求金額を弊社銀行口座へ期日までにお振込み願います。 先に書面での正式見積書(社印、代表者印付)が必要な場合はお知らせください。 |
企業のお客様 |
納品時に、代表者印つきの正式書類(納品書、請求書)を添付いたします。 ご検収後、請求金額を弊社銀行口座へお支払い期日までにお振込み願います。 |
銀行振込(先振込み)のお客様 |
ご注文のご連絡をいただいた後、お振込みを確認した時点で注文の確定とさせていただきます。 |
修理のご依頼・サポートについて
弊社製PCの保証内容は、お見積もりメールでもご案内しています。
■お問合せ先
テガラの取り扱い製品に関する総合サポート受付のWEBサイトをご用意しております。
テガラ株式会社 サポートサイト
※お問い合わせの際には、「ご購入前」と「ご購入後」で受付フォームが分かれておりますので、ご注意ください。
メール | support@tegara.com |
電話 | 053-543-6688 |
■テグシスのサポートについて
保証期間内の修理について
保証期間内におけるハードウェアの故障や不具合につきましては、無償で修理いたします。
ただし、お客様による破損や、ソフトウェアに起因するトラブルなど保証規定にて定める項目に該当する場合は保証対象外となります。
保証期間経過後も、PCをお預かりしての初期診断は無料で実施しております。
無料メール相談
PCの運用やトラブルにつきまして、メールでのご相談を承ります。経験・知識の豊富な技術コンサルタントが無料でアドバイスいたします。
※調査や検証が必要な場合はお答えできなかったり、有償対応となることがあります
オプション保証サービス
「あんしん+」 もしもの時の延長保証サービス |
PCのご購入時にトータル5年までの延長保証をご選択いただけます。また、ご購入後にも延長保証を申し込むことができます。
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HDD返却不要サービス |
保証期間内にPCのHDD(SSD)が故障した場合、通常、新品のHDDとの交換対応となり、故障したHDDはご返却いたしません。 |
オンサイト保守サポート | |
故障発生時、必要に応じエンジニアスタッフが現地へ訪問し、保守対応を行うサービスです。
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「お客様だけのオーダーメイドPC」を製作しています。
用途に応じた細かなアドバイスや迅速な対応がテガラの強みです。
上記の仕様はテガラでお客様に提案したPC構成の一例です。
掲載内容は提案当時のものであり、また使用する部材の供給状況によっては、現在では提供がむずかしいものや、部材を変更してのご提案となる場合がございます。
参考価格については、提案当時の価格(送料込・税込)になります。
ご相談時期によっては価格が異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。